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屋久島トワイライト

屋久島トワイライト

屋久島トワイライト

作家
樋口明雄
山田章博
出版社
山と渓谷社
発売日
2022-08-13
ISBN
9784635156073
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屋久島トワイライト / 感想・レビュー

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ちょろこ

屋久島は異界への入り口?の一冊。舞台は自然はもちろん、伝説等も豊富な世界自然遺産の屋久島。そこでの数々の不思議な出来事は何を意味するのか…なんともワクワクが止まらない。明らかにこの世のものではない存在との遭遇、時代の最先端を行く仙人との遭遇は、非現実的ながらもこの地なら不思議ではない、微かな現実味を感じられるのが良い。自然界が持つチカラ、息づかいがそこかしこで異界への入り口を開いて待っているかのよう。次第に明らかになっていくこの地を訪れた意味もまた心くすぐる。仙人がまた良いスパイス!ラスト、ピース!

2022/09/21

タイ子

シリーズ関係なく単作で読める。世界自然遺産の屋久島を舞台に怪異の物語。信じるも信じないも読者次第。オカルト雑誌の記者・野々村舞が屋久島の取材に向かう。出迎えたのはツアーガイドの狩野と大学の友人・夕季。彼女は屋久島の山岳救助隊員。屋久島に伝わる都市伝説、それが舞の身に降りかかってくる。現実と虚構が交錯する異世界に導かれる一行。導くのは山姫と呼ばれる魔界の鬼女。途中、仙人も登場してほのぼの気分。屋久島を護るため闘う現代と古のヒーローたち。SF映画を観ている感覚。この世界観好きです。ラストの遊び感覚が最高!

2022/09/06

ゆみねこ

屋久島へ飛んだオカルト雑誌編集者の野々村舞は、ツアーガイドの狩野哲也と共に屋久島最高峰の宮之浦岳縦走へと向かったが、そこで不思議な世界に迷い込んでしまう。うーん、オカルトだけどそんなに怖さは感じない。何より怖いのは生きた人間だと思うので😅 K9シリーズの方が好みです。編集部の新人・六合津沙樹の存在が不気味なので、続編ありなのかも?

2022/10/15

あっ!chan

作者同様長年憧れていた屋久島に行ったのが四年前…その時の感激を改めて思い出させてくれたリアルな世界と、妖怪が跋扈するファンタジーというかホラーの世界の闘いが織りなすストーリー。K-9シリーズとは違った気軽に読めるチープなテイストで、これはこれで面白かった。空想の世界は何でもありだから許せるけど、リアルな世界で50kgのザックを背負って妖怪から逃げるために全力疾走…やっぱりこれは無いよね!でもまた屋久島に行きたくなったし、シリーズ1があるみたいだから読んでみた〜い!

2023/01/07

物語のラストに「おわり」とあったが、ホント? 主人公が務める東京の出版社にアルバイトで採用された美女の名前が「六谷津沙樹(くにつさき)」屋久島の山姫が名乗った女性と漢字は違うものの、同じ名前。異世界ホラー小説でした。

2023/08/23

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