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山怪実話大全 岳人奇談傑作選

山怪実話大全 岳人奇談傑作選

山怪実話大全 岳人奇談傑作選

作家
東雅夫
出版社
山と渓谷社
発売日
2017-11-11
ISBN
9784635320115
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あらすじ

大好評、大人気「山怪」本、黒本。
登山者、山岳人により実話として語られた山の怪談・物語の名作の数々を欺界の雄、東雅夫氏が厳選集成!
山の裏側を垣間見る未曾有のアンソロジー。

<目次>
「不思議な山」夢枕獏

「山の怪談」深田久彌
「焚火をかきたててからの話」上田哲農
「木曾御岳の人魂たち」西丸震哉
「谷底の絃歌」大泉黒石
「山で見る幻影」下平廣惠
「夢」串田孫一

「山のおばけ座談会」山高クラブ

「黒沢小僧の話」務台理作
「奥会津檜枝岐怪異譚」石川純一郎
「雪女」関野準一郎
「山の神の怒」田中貢太郎

「木曾の怪物」岡本綺堂
「炭焼の話」岡本綺堂

「山村民俗随談」柳田國男
ほか、全26話

山怪実話大全 岳人奇談傑作選 / 感想・レビュー

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HANA

山に関する怪談集。前作が作家たちの山の怪談集だったのに対して、本巻は実際の岳人たちによる実話系が中心となっている。とはいうものの収められている作品の大半は大正から昭和初期の物が中心、妖怪、幽霊果てはツチノコまで現在の実話系とは一風変わった駘蕩たる作品が多いように思える。山中での体験談や現地で集められた話も興味深いが、特筆すべきは一章かけて「木曽の旅人」系の話が集められている事。綺堂による別バージョンから、インスパイアされたと思しき作品まで多数集められている。山中の渺茫たる霊気を思い出すような一冊であった。

2017/12/19

澤水月

大杉栄に走る前の伊藤野枝がダダイスト辻潤ともうけた子、辻まことの文があり驚いたが山に造詣深かったんだな。百名山の深田久弥、夢枕獏、岡本綺堂ら畏怖、好奇心や遭難者らへの共感あるものは楽しめたが幾つか完全にバカにし茶化す文混じるのは本書に採録する意味を図りかね非常に難儀、不愉快。選者のスタンス反映なんだろうな…河出の岡本綺堂ら山怪談アンソロの方も読んで判断したい。

2017/12/08

たいぱぱ

遠野物語のような話が多く面白く読めた。けど奇談傑作選というタイトル通り傑作選ではないような・・・。筆者による最期の解説が結構面白かったりする(笑)。

2018/02/14

あきまこ

田中康弘氏の『山怪』がとても怖くて印象に残ってます。今回読んだのは、少し昔の物が多かったので、仮名遣いなど書き方が現代とは違っていて、私には読み辛かったです。幻覚の見え方が解りやすく具体的に書いてあったところがありました。ツチノコのくだりは、ちびまる子ちゃんで読んでいたものが、本当にその通りだったと確認できました。漫画よりより一層リアルで、信じてしまいそうです。鬱蒼とした山中にひっそりと暮らす世捨人が、仙人や野人になるというのも、あるのかもしれないと思ってしまいました。殺人犯の話しはゾッとしました。

2018/08/31

rokoroko

山での怪異に興味があった。1985年に読んだ話で誰も来ないような山道に親子3人が山から下りてきて[大阪はどこですか?]と聞く(村はあっち)と答えるとふっと消えた・・8月13日の飛行機事故の夜だった・・の様な話を期待してたがこれは良く耳にする話が続く。山歩いていてひとりで霧や雨だったりする。でも怖い山とまったく何も感じないやまがあるから面白い。そんなこと考えながら楽しんだ

2018/10/12

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