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毒きのこに生まれてきたあたしのこと。

毒きのこに生まれてきたあたしのこと。

毒きのこに生まれてきたあたしのこと。

作家
堀博美
出版社
天夢人
発売日
2019-10-15
ISBN
9784635821841
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毒きのこに生まれてきたあたしのこと。 / 感想・レビュー

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jam

冴え冴えとした月光だけが冠雪のアルプスにそそぐ。無音の夜の幻想に欠かせない雪が、この冬は少ない。山々の雪は、やがて大地を潤す。昨秋は、きのこが少なく、松茸山の老男曰く「焼けて乾いた夏だったでな」と。そして近年、人の手が入らず鬱蒼とした山は、生命連鎖の営みが弱い。乾いた地のきのこの風貌は荒み、瑞々しさが無くヌメリや照り、色や匂いまでが変化するため判別が難しい。毒きのこには神経を侵し組織を壊し、生命を奪うものもあるから、よくよく気をつけたい。山に分け入るたび、豊穣の秋のなか追った、遠い日の父の背中を思い出す。

2020/02/07

booklight

よくある毒物シリーズかと思ったが違った。通常+αの説明に、毒キノコを食べた事例が並ぶ。その書き方が怖い。ちょくちょく自分でも毒きのこを食べている。ちょっと壊れている。毒ってなんだろう。カエンダケのように触れてもいけないモノから、スギヒラタケのように最近まで食用にされていてたモノまである。そして毒きのこというものに惹かれてしまう人が一定数いて、毒と食用のボーダーで遊んでいる。人の興味は幅広く深く、人の範疇も超えている。食べ物に溢れたこの時代でも、そういった興味が人に残っているのが不思議だし、面白くもある。

2020/12/27

くさてる

どういう本なのかな?と思いながら手に取ったのですが、内容は具体的な毒キノコの紹介と、中毒体験記、毒キノコのに関する迷信や、創作の紹介など、丸一冊が毒キノコ。こういういい方は問題あるかもしれませんが、それぞれが物語のように興味深いです。こんなに怖いものが身近にある面白さ。毒に興味がある人におすすめです。

2020/01/30

花林糖

(図書館本)毒きのこマニアが語る「毒きのこ」の本。図鑑でもないが学術書でもない肩の力を抜いて読める本でした。<毒きのこの怖さ・毒きのことは何か・毒きのこのお話(44毒)・食用きのこの毒・毒きのこの地域性・歴史のなかの毒きのこ・文学漫画の毒きのこ>各章にコラムがあり、日本中毒情報センターの中毒110の番号も記載されている。

2019/11/25

taku

あたし毒きのこ。わるぎはないの。ひっそりたたずんでいるだけ。あたしをさらってたべちゃうあなたがいけないの。かわいらしい?うつくしい?まぎらわしい?みんなちがってみんないいの。ちこうせいの毒 ながくきく毒。しょうわるなんていわないで。おぼえていて あたしのこと。たべたらきっとわすれないわね。あたしはふしゃくしんみょう あなたのわすれえぬきおくになる。けなげ。

2020/12/09

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