現代語で読む坊っちゃん (現代語で読む名作シリーズ)
現代語で読む坊っちゃん (現代語で読む名作シリーズ) / 感想・レビュー
mocha
学生時代に読んだけど、細部は憶えていなかった。『三四郎』とかごっちゃになってたようだ。読みやすい現代語であらためて読むと、坊ちゃんってこんなにやなヤツだったっけ?癇の強い夏目漱石の分身を見るようだ。わかりにくい言葉には注釈があるし、巻末の作者解説もほどよいボリューム。スカイエマさんの表紙もGood!
2015/10/23
Tonex
立ち読み。パラパラ眺めてみたが、それほど違和感がない。基本的に難しい語句をわかりやすい言葉に置き換えているだけなので、この本を通読した読後感は、おそらく原文を読んだ場合とあまり変わらないと思う。▼『坊っちゃん』なんてそれほど難しいとも思えないが、孟宗竹やきんつばに語釈がついているレベルの本なので、この現代語訳を読んでもまだ表現がわかりにくいと感じる人はいるだろう。▼ということで、現代語も別に悪くないんじゃないかと思い、最初から通読してみたら、いきなりダメな箇所があった。→
2016/04/13
えりまき
2023(233)松山旅行前に慌てて拝読。「坊ちゃん」は四国の中学校に赴任した数学の教師。下女の清、教頭の「赤シャツ」、美術教師の「野だいこ」、数学主任の「山嵐」、英語教師の「うらなり」、うらなりの婚約者「マドンナ」。曲がったことが大嫌いな性格、気持ちいい!
2023/08/21
KZ
前までは、「坊っちゃん」って題名がなぁ…。何て思っていたけれど、読んでみるとおもしろい物語でした。赤シャツ……最高に最低だ!個人的には、うらなり君がすきかなぁ。夏目漱石の物語をもっと読みたいと思います。
2015/05/28
ぽけっとももんが
息子の中学校の図書館で、ジャケ借り。さてわたしは「坊ちゃん」を読んだことがあったかしら、と思いつつ読みましたが、どうやら思っていた以上に読んでいたのには驚いた。でも読了はしていない、多分。以前小林信彦氏の「うらなり」を読んだことがある。あの時も確か「坊ちゃん」を読まなくては、と思ったのでした。忘れないうちに借りてきました。さて、この坊ちゃん、今ならジコチューでKY、と切り捨てられそうなくらいに自由奔放。本人(とキヨ)はいいが、周りはさぞ迷惑なことであろう。
2014/06/20
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