KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

源氏物語 つる花の結び(上)

源氏物語 つる花の結び(上)

源氏物語 つる花の結び(上)

作家
荻原規子
出版社
理論社
発売日
2018-06-12
ISBN
9784652202586
amazonで購入する Kindle版を購入する

ジャンル

源氏物語 つる花の結び(上) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ひめありす@灯れ松明の火

荻原規子版源氏物語、最後を飾るのは玉鬘十帖。筆致の違いから後世に付け足されたのだろう、と言われている部分。この部分のヒロインは「中の品」と言われる女性たち。勿論彼女らも立派な深窓の姫君なのだけれど、身分だけで嫁げるという訳でもないし、かといって働くのも淡々しいといわれてしまいそう。という訳で、良いように源氏に翻弄されてしまう。悲しい程愛の嵐に飲み込まれていく女性達です。空蝉の退場は酷く唐突で、私もその影を追い求めてしまった。そしてどこ行ったのかしら軒端荻。個人的に気になる彼女が出てこなかったのは残念でした

2018/08/11

Nyah

「空蝉」のみ読了。/以前から読んでいた『源氏物語 上 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集04) 』角田光代訳には副題として「拒む女、拒まぬ女」で、「恋した人は、かたくなにつれない態度を崩さないまま、 蝉のように衣を残して去ってしまったということです。」源氏の君は目をつけた伊予守の妻を狙う。彼女の弟小君を味方に忍び込んだ先には空の衣のみ。そのまま別の女に手を出すも見境ないと思われないよう、口止めをするが後朝など放置。しかし伊予守、妻に好色色男に懸想され、娘に手を出されて気づかない、気づいても言えないって😤

2023/08/12

Nyah

「末摘花」のみ読了。皇族「常陸宮」の姫君で身分高い女性で、父の死以降、倹しい生活をしていた。光源氏は、屋敷に仕える大輔命婦から没落した姫の話を聞き興が湧く。大輔命婦に命じて覗き見に行くが、覗けず、大輔命婦が裏で手引きし琴の音を聴く。興味が薄まった頃、頭中将も狙っている事に気づき、顔も見ずに強引に逢瀬に挑む。そして雪の日、彼女の姿を初めて目にし、その醜さに驚き、落胆する。しかし、容貌の凄さ、オヤジ臭い毛皮や古びた衣装、歌のセンスの無さに、趣を感じ生活支援を始めるのだった。😅社会支援だよ。若紫との対比。

2024/02/03

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

荻原規子流、源氏物語現代語訳♪今回は玉鬘十帖です。あまり読んだ記憶ががなくて新鮮。、全ての始まりは好色男子の品定めから。若き日の光源氏はただ聞いていただけではなかったのだ。夕顔、末摘花、空蝉・・玉鬘?当てはまってたのか。玉鬘がこれからどうなるのか・・。玉鬘=つる花は初めて知りました。

2018/10/25

ユウユウ

紫の結び、宇治の結びと読んで、あら?玉鬘は?と思っていたら、こういう風にまとめてあるんですね。文章は平易で源氏物語をざっと振り返るにいいかと。

2018/08/07

感想・レビューをもっと見る