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ぼくが宗教を読み解くための12のヒント

ぼくが宗教を読み解くための12のヒント

ぼくが宗教を読み解くための12のヒント

作家
島田裕巳
出版社
亜紀書房
発売日
2009-04-24
ISBN
9784750509112
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ぼくが宗教を読み解くための12のヒント / 感想・レビュー

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nizimasu

宗教学者の島田先生の宗教体験の告白でもあり問題意識がどこにあるかというのを綴った内容でなかなか興味深かった。その宗教体験の原点にヤマギシ会での研鑽の体験があったことからイニシエーションの重要さ。それが日本人の場合、緩い信仰から堅い信仰(より強固になる)という一つの大きな契機になっているという分析はシャーマンが精神的な危機を自力で乗り越えたり未開の部族の若者の通過儀礼も視野に入れても納得。いわば習俗的なことがらからある種の世界観を獲得していく体験みたいなものがあるのだなと思う。他に偶像や聖地の指摘もユニーク

2015/10/10

nuna

宗教について考えるときの12のポイントをエッセイ風に書いた宗教学入門書(?)。過剰に拒否反応を示したりあるいはのめり込んだりしない適切な距離感を保つために、こういった知識や視点は重要じゃないかな。

2009/06/15

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