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経済の論点がこれ1冊でわかる 教養のための経済学 超ブックガイド88

経済の論点がこれ1冊でわかる 教養のための経済学 超ブックガイド88

経済の論点がこれ1冊でわかる 教養のための経済学 超ブックガイド88

作家
飯田泰之
井上智洋
松尾匡
北條 雅一
小田巻 友子
佐藤 綾野
中田 大悟
朴 勝俊
奥山 雅之
増田 幹人
矢野 浩一
出版社
亜紀書房
発売日
2020-07-08
ISBN
9784750516516
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経済の論点がこれ1冊でわかる 教養のための経済学 超ブックガイド88 / 感想・レビュー

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ばたやん@かみがた

景気に始まり、労働、社会保障、環境、技術など経済における12のホットなテーマについて、第一線の経済学者が合計88の本を紹介して行きます。編者によれば「これ1冊で何十冊も読んだような気」になることを狙ったと言うことです。編者らが強調しているのは、この本を通じて更に本を読むことで「経済学的思考」を身に付けて欲しいと言うことです。例えば貿易等の国際経済で真っ先に習う「比較優位説」、これを如何に理解して、そこから何を学びとるか。私などは次の例え話で良く説明します。あるところにいる藤井聡太君(仮)。(1/3)

2021/01/30

ころこ

本の紹介を読むまでも無く、対談部分や各項目の要点まとめ部分が経済学への良いガイドになっています。松尾と飯田の政治に関する立場は対立しています。しかし、本書では経済の観点で同じ立場に立ちます。もちろん、本書では経済の異なる立場の本も紹介されており、党派性を助長することもしていません。社会を語る言葉が政治に偏っている時代に、観点を変えることで対立が無効化される経済の可能性を示しています。他の学問領域との境界を各執筆者が意識しており、統計による帰結にはやはり警戒しているのだなと分かるところを興味深く読みました。

2020/10/09

kubottar

面白そうな経済学の本がたくさん紹介されています。自分は環境経済学を勉強しようと思いました。近い将来ガソリン車がなくなるかもしれない過渡期に生きている我々にとって、とても勉強しがいがあると思います。

2021/01/19

Shiroi Taiyo

経済の本を読もうと思ったが、どの本を読んで良いのかわからないので、この本を読んでみました。経済学の各分野(景気、雇用、貧困・格差、国際経済、社会保障、人口減少・高齢化、地域経済、先端技術、データ・統計、経済学史、経済理論)がどのような問題に対し、どのように考えているのかを知ることができ、また自分の興味がどこにあるのかが分かります。本の紹介も内容だけでなく、初心者向け、必読の書、初心者には難しいなどアドバイスがあるので、参考になります。これ一冊で何冊も読んだ気になれますので、十分楽しめます。

2020/10/04

アルミの鉄鍋

★4 経済学に興味あるけど、専門に学んでない。何から読めば良いんだろう…と迷ってる人にオススメ。いくつか面白そうな本は読みたい本に登録。こうやって知識は拡充していくんだなぁと。分類に分けられてるので自分の興味ある紹介されてる本は登録しておくと良い。AIなどのテクノロジー×経済学も紹介されてて良かった。

2020/09/19

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