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わたしのおじさんのロバ

わたしのおじさんのロバ

わたしのおじさんのロバ

作家
トビー・リドル
村上春樹
出版社
あすなろ書房
発売日
2018-12-05
ISBN
9784751528464
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ジャンル

わたしのおじさんのロバ / 感想・レビュー

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starbro

村上 春樹の翻訳モノも新作をコンスタントに読んでいます。いかにも村上春樹が好きそうな絵本です。一見、子供向けの内容ですが、サティ、ゴッホの向日葵等、大人向けの仕掛けが楽しめます。ロバの隣のおじさんが、村上春樹に似ていると感じられるのは、私だけでしょうか?

2018/12/06

旅するランナー

呑気なドンキーの絵本。村上春樹さんが好きそうな、クールでオシャレで抜けた空気感がある。ロバが、チャップリンのキッドを観たり、村上ラジオを聴いたり、ゴッホのひまわりを食べちゃったり、ピアノを弾いたり…子供も大人も、いろいろ想像を掻き立てられます。

2019/01/20

キジネコ

母さん父さんの兄弟が「おじさん」ということになる。おじさんは結婚もしていなくて仕事も何をしてるのか? よくわからない。世界の果てを旅をして 珍しいオミヤゲと 不思議な話を届けてくれる… そんな風な「おじさん」が私にもいたなあ…と(ほんとにいたか?)思い出す。この絵本の「おじさん」が そういう「おじさん」か?どうか?は 金輪際わからないけど そうだと良いのに、と思ってしまいます。そのおじさんのうちには、ロバがいるらしい。そして私たちのうちにもロバがいるけれど皆に等しく ロバの姿が見える訳では…ないらしい。 

2019/06/27

アキ

わたしのおじさんのロバの話し。どんな本であろうとも村上春樹が訳した本は、訳者あとがきがとっても楽しみである。今回もこの本との出会いからこの本の生まれたいきさつや冷蔵庫にはられた絵を見なおしてにんまりする。トビー・リドルは僕と1つ違い。子どもとの会話から生まれたこの絵本に6歳の娘が書いたロバのイラストを加える茶目っ気がグ~ですねエ。「ロバはほんとうにいるのでしょうか?ほんとうはいないのでしょうか?見える人にしか見えないのでしょうか?あなたの隣にロバがいたりしませんか?」って残念見えません。いるわけない!

2018/12/18

鴨ミール

春樹さんがメルボルンの書店で見つけた絵本。日本で翻訳されていなかったので、ぼくが翻訳しよう!なんて作者の方はその連絡を受けて驚いただろう、とか関係ないことを思ってしまう。まず家の中にロバがいるという設定に大人としては「?」となりますよね。子どもの心をどこかに置き忘れてきた私には、面白いと思えなくて残念😭

2023/06/30

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