英語で読める『おおきな木』〈日本語訳付き〉
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英語で読める『おおきな木』〈日本語訳付き〉 / 感想・レビュー
りらこ
温かくて、哀しい。 木の気持ち、目線でずっとandで繋がる文章が、時々途切れていく。少年の成長に伴って。 そしてまた少年は、少年じゃなくなった少年は木のところに戻ってきて切り株に座る。その姿には木登りをしてリンゴを食べていた頃の面影はない。でも木にはわかるのだ、少年だと。 まるで親なのだ。 木は親である私だし、私の親だったりもする。きっと読書はその時の気持ちや立場で受け取り方が変わるだろう。 そう、この絵本もまたこの本の木のように、読む側にずっと寄り添える絵本。
2023/02/10
さとちゃん
本田錦一郎氏の訳と見比べたくて図書館で借りてきました。なるほど、原文はこうだったのか! 原題は"The GIving Tree" 文中、「木」のことは"she"で表現されており、これが英語だと当然に女性形なのか作者が意図的に女性形を選んだのかがわからない自分の英語力なさよ(泣) 村上春樹氏の訳は本書で初めて読みました。これはこれで、なるほどと思うものの、何となく大人向けのお行儀のよい訳のような感じを受けた。なお、本書は2023年刊。
2023/10/27
のんたろう
原文と村上春樹訳を併記したバイリンガル版。手元にあるのは本田錦一郎訳版なので、原文と村上訳、本田訳を比べて読むのは楽しかった。
2023/05/30
れいくす
和訳するとこうなるんだ〜、っていうのを改めて感じた。ひとの表現方法って、その個が出るんだな。英語を学んだら、自分だったらどう受け取るのかなと。若さと、その時の大事なことと、後で顧みる事柄と、大変切なさを感じた。
2023/06/20
ぽんこ
木はshe。heだとこうならないよね
2023/04/02
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