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アリ!?ずかん

アリ!?ずかん

アリ!?ずかん

作家
山口進
すがわらけいこ
出版社
アリス館
発売日
2005-07-01
ISBN
9784752002734
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アリ!?ずかん / 感想・レビュー

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Kawai Hideki

身近なようで意外と知らない虫、アリの生態を追う写真絵本。6月半ば、羽の生えたオスアリとメスアリが穴から出てくる。別の巣のアリと、空で結婚するためだ。婚活のタイミングを合わせないと、オスとメスは出会えないので、働きアリがその日の天候や気温などからフライト時刻を決める。すごい。結婚を済ませたメスは、羽を落とし穴を掘り、卵を産む。最初は働きアリとして育てる。アリごとの生き様の違いも面白い。奴隷狩りをするサムライアリ、アブラムシの牧場を作るトビイロケアリ、クロシジミの幼虫を育てながら蜜をもらうクロオオアリなど。

2016/07/10

おはなし会 芽ぶっく 

先日『アリのかぞく』 https://bookmeter.com/books/19403583 を読んでもう少し詳しく知りたかったので借りた写真絵本。クロオオアリの生態が中心、日本には約260種、世界には12000種類もアリがいることに先ず驚きました。「アリはどうやって結婚相手を決めるのかな?」と疑問に思っていたことも解決。ずばり!結婚飛行なんですって!

2022/09/14

Lesen

身近な生き物アリ、知らない事ばかりです。アリってこういう生態してるんですね。写真が沢山載っていて分かりやすい。アリは空の上で結婚する、卵は口でくわえて引き出す、子供の産み分けは卵と精子で働きアリやメスアリ、卵だけはオスアリ。巣は3~4mの深さ、ベテランアリは巣の外で働き、若いアリは巣の中で働く。歩く道ににおいのフェロモンを残す。行列するアリ、しないアリ。サムライアリは奴隷狩りや巣穴の乗っとりをする。アブラムシ牧場を作ったり、他の昆虫と共生していたり。今アリとかぶと虫の幼虫を飼ってるから借りて来たのかな。

2013/10/16

遠い日

アリの生態を写真と絵で紹介する。知ってはいても、女王アリが初めは一匹で巣を作り始め、せっせと働きアリを育て上げることには、読むたび驚きを禁じ得ない。自分の王国は自分で作り上げるのだ。いつも、おもしろいなぁと思うのは、他の昆虫や植物と上手に共生していること。本書では、共生どころか、アブラムシの牧場を作って飼っていることにも触れていて、いっそう興味が惹かれた。

2017/04/18

リアム

結婚飛行!!!ちょっとロマンティック。

2018/07/05

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