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ゆう/夕

ゆう/夕

ゆう/夕

作家
谷川俊太郎
吉村和敏
出版社
アリス館
発売日
2004-11-01
ISBN
9784752002901
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ジャンル

ゆう/夕 / 感想・レビュー

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青蓮

「あさ/朝」を読んだのでこちらも読んでみました。夕焼けは懐かしさと寂しさを連れてくる。そういえば、ちゃんと夕焼けを見たのはいつが最後だっただろう、とふと思う。吉村和敏さんの写真は涙が出る程とても美しい。こんな夕焼けを見たいと思う。「朝」も「夕」も毎日やってくる、何気ない日常のひとコマだけれど、それがどんなに平和で尊いものなのかを気付かされる。いつまでも夕焼けを「きれい」と感じる心を持ち続けたい。「みえなくなる ちきゅうのかたち みえてくる うちゅうのかたち」夕焼けは優しい夜の始まり。「夕暮」が好きです。

2016/12/11

MI

夕焼けと谷川俊太郎の詩集。前回あさを読んでよかったので、読友さん推薦の本ゆう。ゆうは写真だけでなく、詩集もたくさん載っていてよかった。なかでも虹の写真で「空がお化粧してるお母さんみたい」や「あかりがきえるとゆめのえいががはじまるよ」がよかった。また詩を読んでみたい。

2023/08/17

おくちゃん🌸柳緑花紅

あさ/朝を読んだときに、ゆう/夕もあると知って早速。こちらも素晴らしい‼夕空にもたくさんの表情があり、そのどれもに息をのむ。添えられる詩が心の奥の奥に真っ直ぐ届く。読み終えて西の空を見るとまだ三時半過ぎなのに暮れる気配が。。。おひさま まってて もうちょっと あそんでいたいから。

2015/12/06

Natsuki

『あさ/朝』と対をなす『ゆう/夕』。赤く染まった夕焼け空は、どことなく寂しさを感じさせます。今日という日とお別れする名残惜しさでしょうか(*´ω`*)お気に入りは「さようなら」。また明日、新しい今日を迎えるために、おやすみなさい(+.+)(-.-)(_ _)..zzZZ

2016/04/08

へくとぱすかる

「あさ/朝」とペアになる本。朝の風景とはまたちがった美しさ。どの写真からも一日の終わりの静けさを感じる。左開きの部分、谷川さんの詩の21ページの比喩がおもしろい。この2行は脚韻をふんで、次のページに続くので、ことばの調子で少しずつ暮れていく様子を表しているかのよう。30ページで、一瞬「え?」と思ってしまうが、ここが「朝のリレー」を書いた詩人としての谷川さんらしさを感じるところだと思う。右開きのさまざまな夕暮れの詩はちょっと難解。でも「みみをすます」からの「みち2」は、ひらがなの詩としてのやわらかさがある。

2022/05/19

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