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祖父江慎+コズフィッシュ

祖父江慎+コズフィッシュ

祖父江慎+コズフィッシュ

作家
祖父江慎
出版社
パイインターナショナル
発売日
2016-04-11
ISBN
9784756247858
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祖父江慎+コズフィッシュ / 感想・レビュー

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らぱん

ブックデザイナー祖父江慎の1980年から2016年の仕事で、この本自体に色々な仕掛けや工夫がありとても愉しい。この本に収められた彼の造本(≒作品)はリストだけも含めたら千冊を超すが、ジャンルは相当に広く本と呼ばれるほぼ全てを網羅しているのではないかと思うほどだ。三次元である紙の本は手触りや質感、香りや重さなど視覚以外の感覚を刺激する。それがデータである電子書籍との違いで、自分はそこが好きなのだと再認識した。過去に自分の気に入った装幀のいくつもをこの本の中に見つけた。眺めているだけで幸せな気持ちになる。

2019/08/29

クサバナリスト

『ゴロウデラックス』で著者を知った。また、書籍をデザインするデザイナーという職業があることも初めて知った。面白い。書店で本を見る楽しみが増えた。

2016/10/08

Junichm

発売告知されて即効で予約入れるも、1年後に発売延期キャンセルになってから11年…、ついに刊行されました…。天才と狂気と稚気が横溢する究極装丁デザイン集大成のバイブル本。さくらももこ、ブルーナーからピンチョン、ジョン・バース、奇想コレクション、小野不由美、古川日出男と、ふつうの本好きの人なら必ず一度は、祖父江さん装丁の本を購入したことがあるはず。とくに慄然としたのは『新耳袋』で、書籍内の“全文”を表紙にびっしり印刷してあって、この表紙だけで読もうとすればすべて読めてしまうということです…。キ○ガイだ…。

2016/04/12

ゴロチビ

氏のお名前は日曜美術館「タイガー立石」の回、こだわり有りまくりの作品集「TRA」のアートディレクターとして出ておられたので知りました。見た感じ、ちょっと変なおじさんぽいけど、きっと知る人ぞ知る凄い人なんだろうなと思いました。この本はその祖父江慎氏の何十年分の仕事をまとめたもの。パラパラ眺めるだけで素人にも面白さがわかる気がする。この中で自分が実際に見たことある本は吉田戦車「伝染るんです」くらいだったけど、初めて見たとき確かに「やけに凝った本だなぁ」と思ったっけ。装丁って紙本ならではの遊びの世界なのかも。

2021/09/22

hi!!!!!

祖父江慎さんの作品集って何故無いのだろうと疑問に思ってましたが、発売の予定が11年も遅れていたというのには驚きました。本の装丁を眺めたり製作秘話を知るのはとても楽しいので、こういう本はどんどん出版されてほしいです。

2016/07/05

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