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和的―日本のかたちを読む

和的―日本のかたちを読む

和的―日本のかたちを読む

作家
松田行正
出版社
NTT出版
発売日
2013-03-23
ISBN
9784757143074
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和的―日本のかたちを読む / 感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

聖書のIesusはIを強調。Jesusに(020頁)。知らなかった。固有性の強調。ハングルに似ているモリツネ文字(029頁)も知らなかった。住宅の家具や生活様式についての内容である。大学教授ではないグラフィックデザイナーというが、大学の先生が書く本よりもはるかに面白い内容に思えた。本の読み方も音読から黙読にシフトしたのは、12C以降とのこと(104頁)。トランプのスペードとかハートの変遷も図式化されている。話言葉なのでわかりやすいことに気付いた。李御寧『「ふろしき」で読む日韓文化』学生社は読んでみたい。

2013/12/21

メルセ・ひすい

鉄砲…種子島に伝来する。10年経過して日本中で大量に製造された。…が戦国時代をへて徳川幕府になり徐々に製造されなくなり「槍」に回帰する。それは平和になったから、だけではなく銃には倫理がない。正々堂々と戦う武士の長年鍛錬した武術が披露できずに銃を持った足軽にいとも簡単に殺されてしまう。他にもいろいろ…50音順という堅牢な検索システム、畳生活を崩さず西洋文化を取り入れた「掘りごたつ」の発想、「〒」マークの造形力など、やっぱり日本発の感性はおもしろい。「和力」に続く、日本文化を象る美意識のルーツ探し。

2013/05/01

ぼのまり

外国の文化をうまく取り入れて、自国の文化にしてしまう。かつての日本人が得意にしていた特性のように思います。50音順、「かわいい」という感覚、〒マークなど、普段当たり前のように使っている5つの「はじまり」を論じた本。前作「力―日本を象る」の続編的な位置づけの1冊のようだ。

2013/07/12

hideko

アニメだけでない、日本文化の魅力。精神性と美意識☆誇りにして大切にしたい♪鉄砲を捨てた日本人には、感動です。

2013/06/02

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