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バブルの肖像

バブルの肖像

バブルの肖像

作家
都築響一
出版社
アスペクト
発売日
2006-08-09
ISBN
9784757212862
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バブルの肖像 / 感想・レビュー

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ふろんた

お金の使い方がなんとも品がない。本書の解説にもあるようにそれこそ「お金はドラッグであり、最後は必ず負ける」のである。

2015/03/21

horihori【レビューがたまって追っつかない】

86~91年の5年間、日本中を熱狂させたバブル経済にまつわる人・モノ・現象などにまつわるエピソードを著者の写真とともに振り返るグラフィックヒストリー。 高校生だったあの頃、教えてもらえなかった大人の事情がたくさん描かれていた。 ジュリアナ東京・ボディコン・ボジョレ・ヌーボー・ティファニーのオープンハート・クリスマスディナーとかとかに憧れてたのも懐かしい。

2008/05/28

すぎえ

人間、いざ大金が手元にあるとなにをしでかすかわからないものだ。周期的に新たなプタットフォームができると爆発的にその金脈が開拓されるものだ。ITバブル、個人投資家バブルと5年ほど前にあったわけだけど90年頃のバブルで日本にうまれた珍妙な成金モノはけっこう笑える。でも、アホウな勢いも感じるんだよな。閉塞感とかがないようにかんじた。タイムマシンがあったら体感してみたいものだ。

2009/10/15

futabakouji2

なんという時代だ。リスク無視で完全に欲望任せでお金を使いまくる時代。そのうち金が増えるし、どんどん使えというスタイルにびっくり。なんでも上手くいく空気に飲まれてしまうと破産する可能性が大きいのかもしれない。にしても無謀な大型施設や遊びが流行した時代に学ぶことは多そうだ。やっぱり大型投資する時は事前に話をしっかりしてあらゆる問題点を事前に解決してからしないと駄目だな。戦争での敗戦だけでなくバブルの方も注目しないと駄目だなと個人的には思った。

2019/02/04

ふじこ

〈日本が昭和から平成に変わるころ、1億2000万人がおんなじ夢を見た。〉バブル時代を象徴するものたち。夏から予約していたクリスマスイヴのシティホテル、靴箱のようなサイズの携帯電話、バブル時代にしかいなかった空間プロデューサー。都築さんの軽妙な語り口が心地良く、体験できなかったありし日に思いを馳せる。たくさんのカップルが訪れた赤プリもザウスも今はもうない。お金の魔力で狂わされた人たちの軌跡を辿る旅はとても興味深く、面白かった。タイムマシンに乗れるなら、私もバブルを経験してみたい。

2023/07/12

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