KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

すしそばてんぷら

すしそばてんぷら

すしそばてんぷら

作家
藤野千夜
出版社
角川春樹事務所
発売日
2016-01-29
ISBN
9784758412797
amazonで購入する

すしそばてんぷら / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

れみ

お天気お姉さんの寿々が江戸時代から続く場所を訪れたり美味しいものを食べたり一緒に暮らすおばあちゃんとあちこち出かけたりするお話。恋愛に発展しそうなのかなあという要素はありつつも、どちらかというと、寿々が周りの人たちと楽しい時間を過ごすような部分が仕事にも繋がっていく…という部分の方がたくさん書かれている気がした。新しい物好きなおばあちゃんはどんどん新しいことも覚えちゃうし作るごはんやおやつがみんな美味しそうだし…素敵すぎる。

2016/12/31

R

何も起こらない、起こりそうでなんてことはない、そんな物語でした。江戸文化というか、江戸食文化について勉強や、お仕事や、まつわるものが増えてくるお天気お姉さんである主人公の日常を描きながら、仕事ぶり、人間関係、そしておいしい食べ物といったものの描写が続いて、ふわっとした小説が楽しめる一冊でした。

2018/04/02

あすなろ

江戸前の味がしっくりくる孫娘と、iPadを使いこなす江戸っ子の愛らしい祖母が繰り広げる江戸の味巡りストーリー。イヤー、お腹空いて堪らない。作中に出てくるとおり、江戸時代に出稼ぎ独身男性多く、屋台の外食多く、将軍のお膝元という相乗効果で独自食文化が出来たのだろう。大好きな鮨と江戸前の天ぷら、特に雷かき揚げが食べたくて仕方ない。昼飯、何にしょうか?(笑)

2016/04/03

ひさか

2016年1月刊。江戸の味を探す、仕事女子の現代人情話。てっきり時代物かと思って読みはじめました。軽いノリのお話で、心に残るもの少なかったです。めぐりあうたべものの扱いが、素敵で、好感が持てました。

2016/03/28

なゆ

どう見ても美味しそうな話のようだったので。朝の情報番組でお天気おねえさんをやってる寿々が、「江戸まちめぐり」というブログをはじめることになり、江戸から続く美味しいものを探して…という感じなのだが。確かに美味しそうなものもいろいろ出てくるんだけど、なんだか全体的に薄味な気がして。なんだろう、嫌な人がいないせいか、寿々のキャラが掴みにくいせいか…。どちらかというと同居のおばあちゃんと、作ってくれるおやつの方が魅力的な気も。ほっこりとはするけれど、なんだか印象に残りにくいんだなぁ、とモヤモヤ。

2016/06/19

感想・レビューをもっと見る