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散歩するネコ れんげ荘物語

散歩するネコ れんげ荘物語

散歩するネコ れんげ荘物語

作家
群ようこ
出版社
角川春樹事務所
発売日
2019-01-11
ISBN
9784758413312
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散歩するネコ れんげ荘物語 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

『れんげ荘』シリーズ第4弾です。「キョウコ」のノンビリライフはより安定感?を増して、「クマガイ」さんや「チユキ」さんと他愛もない会話を楽しみながら、楽しく暮らしているようです。今作は自称?'旅人'で『れんげ荘』の住人でもあった、ちょっと変わった「コナツ」さんとのやりとりを中心に描かれています。'人生なんとかなるさ'精神でひたすら楽観的?に生きる彼女のライフスタイルに疑問を感じずにはいられない「キョウコ」さんの苦悩?ぶりがちょっとリアルに描かれていて、今の世の中こういう方が少なくないんだなぁと感じました。

2019/10/13

美登利

私は今長い休暇中なので少しはこの主人公のキョウコさんと似たような生活をしているのだけど。暇だ、暇すぎる。今日まではあまり動いたりしていられなかったせいもあるから尚更だった。でもおかげで今回はキョウコさんに対して腹が立たなかった気がする。気の合わない母から開放された立場になったキョウコさんに良かったねと感じた。兄と義姉は本当に優しい人で恵まれている。これまでは50代、独身、健康ならば働くのは当たり前!と憤慨したりもしたけれど。妹のようなコナツさんの未来を想像するとまたモヤモヤしてしまうな次作も(苦笑)

2019/02/06

相田うえお

★★★☆☆21067【散歩するネコ れんげ荘物語(群ようこさん)】れんげ荘シリーズ第4巻。パンとスープと猫日和シリーズとテイストが似てるので読了してしばらく期間が開くと両方のストーリーが頭の中で融合しかかります〜。どちらも猫が登場して、その描き方が猫好き納得の表現というところも融合化の要素かな。本作品、ちょっと困ったぞ系の問題発生からスタートです。ま、ニャンがほのぼのさせてくれるので、そんな話であってもニヤニヤしてしまうんですけどね。毎回ながら思うのは、お金がなくても工夫次第で豊かな気持ちになれるのかも。

2021/07/18

Masaru M

発売から1年が過ぎて、地元の図書館でも予約せずに借りられるようになったのでようやく読みました。ぶっちゃんとの再会、うれしい気持ちとても分かります。しばらく会えなかった野良猫に再会できた日は、それだけで幸せな気持ちになりますし。キョウコさん、年齢を重ねてじわじわ今の生活になじんできたことが伝わりました。時々は漠然とした不安を感じつつも、手軽に作ってみた刺繍や服の直しに喜ばれたり感心されたり。自分が気が付かないぐらいゆっくりと生活は変化していくんですね。

2020/02/22

どぶねずみ

自分が今、正社員で勤めていられる安心感がある反面、現実問題は無理なんだが、キョウコさんのように45歳で退職をしてから無職を貫き通すという暮らしにも憧れる。時々運動をして、家庭菜園で半自給自足をし、花を植えて眺めながら、ぶっちゃんみたいな猫とゴロゴロしながら、読書をする日常に憧れる。そういうと、自分も18歳からずっと成長していない大人なのかな。

2019/08/16

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