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帝都争乱 サーベル警視庁(2) (サーベル警視庁 2)

帝都争乱 サーベル警視庁(2) (サーベル警視庁 2)

帝都争乱 サーベル警視庁(2) (サーベル警視庁 2)

作家
今野敏
出版社
角川春樹事務所
発売日
2020-09-15
ISBN
9784758413633
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帝都争乱 サーベル警視庁(2) (サーベル警視庁 2) / 感想・レビュー

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旅するランナー

サーベル警視庁②。前作に続いて明治時代の警察を描くミステリー。今回は1905年の日露戦争後、ポーツマス講和条約への不満が生み出す日比谷焼打事件を背景にしてます。政治結社黒龍会内田良平会頭と、元新選組三番隊組長斎藤一(藤田五郎)が対峙するシーンにはゾクゾクします。そして、桂内閣の俗っぽい関わり。これはもう、歴代秘話ビントリビアです。そんな歴史の俗説好きには興味深い一冊です。

2020/11/01

starbro

今野 敏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。3年前に読んだサーベル警視庁シリーズ第二弾、実在した人物が多数登場してリアルに明治後期の時代の風が感じられますが、歴史ミステリとしては微妙な作品でした。 以下のイベントも開催されるようです。 https://www.odakyu-card.jp/manatabi/learning/8223.html

2020/09/28

初美マリン

明治維新からの長州閥、いつの世も民衆のためではなく、権力を握るためのパワーバランス。それが政治の世界なのか?

2020/09/22

ミステリーと政治が入り混じってなかなか面白い。スピード感がありサクッと読了。

2020/09/27

まこみん

前巻から年月は経っていない、明治38年7月。日露戦争に勝ったものの、日本の思惑外れのポーツマス条約に世間の非難不満は増大する。実在した玄洋社、その実行部隊の黒龍会を率いる内田良平と、前巻にも登場した藤田五郎(斎藤一)との緊張感の凄まじさ。桂首相の妾宅の警備に、疑問感を抱えながらも真面目に務める巡査の岡崎の視点で、この時代の空気感を味わい堪能。伯爵の孫の探偵、西小路や女学生喜子、それに警視庁内のメンバーも再登場。まだ続きそうで、楽しみになってきた。

2021/04/04

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