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南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生

南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生

南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生

作家
新井素子
出版社
角川春樹事務所
発売日
2022-12-15
ISBN
9784758414326
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南海ちゃんの新しいお仕事 階段落ち人生 / 感想・レビュー

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ねこ

おもしろかったです。著者の新井素子さんは随分前に「ひでおと素子の愛の交換日記」というエッセイ以来です。(彼女が学生時代で吾妻さんのイラスト付)本書でも、やっぱりSFしてますし、世界観や考え方が相変わらず素敵です。図書館で借りた時、本の厚さにびっくりしました。450ページを超えています。…でもとってもスラスラ楽しく読めました。カテゴリーとしてはラノベ?SF小説?私にはハッキリ分かりません。あっ…感想ー主人公の南海(みなみ)ちゃんが真っ直ぐで、前向きで、明るくて、ちょっと不思議で可愛くてとっても良かったです。

2023/04/20

ままこ

うわぁ。冒頭からいかにも素子さんらしい独特の文体。粗忽者の南海ちゃんは転ぶ回数が半端ない。命の危険がある転び方もする。なのに怪我は軽傷。それには特殊な能力が隠されていた。ある日この能力を活かす仕事のスカウトがきて…。独自の倫理観が展開される素子ワールド。甘さとツッコミどころありのSFファンタジー。謎が残されてるので続編がありそう。

2023/02/05

よんよん

全く奇想天外なお話で、楽しかった。ありえないんだけど、もしそんな超能力を持った人がいたら面白いだろう。そしてその力、悪用することなく南海ちゃんが使うのだから。サクッと読みました。

2023/01/24

よっち

常に転んでばかりで周囲に粗忽姫と呼ばれる高井南海。その特異体質に気づいた御曹司の超能力者・板橋さんと組み、「世界と人々を救う」仕事に乗り出す現代ファンタジー。実は転ぶことでこの空間の各所にあるヒビを修復していたことを、そのヒビを靄として検知できる板橋さんに教えてもらい、副作用で物体を治す力を利用する「修復課」を立ち上げる二人。練馬区・板橋区あたりの靄を探す展開は傍から見たら怪しさ満載で、何でも直していけばそういう発想になるよな…とも思いましたけど、着想から結末まで著者さんらしさがよく出ていると思いました。

2023/01/24

けえこ

何もない所でつまづくとか階段からやたら落ちるとか、粗忽としか言いようがないものを特技とする主人公南海ちゃん。 あとがき読むまでもなく、モデルは素ちゃん自身。 板橋氏の望み、ホラー短編「猿の手」を思い出しちょっとゾワっとした。

2023/04/25

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