秋麗 東京湾臨海署安積班
秋麗 東京湾臨海署安積班 / 感想・レビュー
旅するランナー
読めば読むほど、安積班長にホレちゃうよお。信頼関係·人権尊重などを当然のように語る、真っ直ぐな正義感が素敵ですねえ。青海三丁目付近の海上で発見された高齢者の遺体。殺人犯を捜査する中で見えてくる、老兵の思いにも理解できるところがありましたあ。刑事たちのチームワークに爽快さを感じる、デカ小説の秀作だあ。
2023/04/07
starbro
今野 敏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 “安積班シリーズ”最新作、安定の面白さでした。 警察には、未だセ・パ両リーグが横行してそうです。 http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=6872
2022/12/30
いつでも母さん
安積班シリーズ最新作は久しぶりな感じの長編。これこれ、この感じよね班長。相楽ともう少しあるのかなと思ったが、今回は葛飾署の広田係長がいい味を出していた。それと、やっぱり速水!ラストの2人の会話が好かったが、まだまだ人生の秋を語るには早すぎるよ(汗)水野に相談する山口記者のセクハラ問題を、適度に散りばめていたのは現代社会を反映してる感じがした。
2022/12/06
初美マリン
同期の速水とのワクワクする連携プレー、新たな広田係長の登場。安積の人柄が前面に出たという作品だった。
2023/11/22
ひさか
ランティエ2021年9月号〜2022年8月号掲載のものに加筆修正し、2022年11月角川春樹事務所刊。シリーズ15作目。ラストで交機隊の速水が年を重ねた人生を美しい秋に例えていうシーンがタイトルに繋がる。いつものように殺人事件の捜査本部ができて安積班の活躍が始まり、新聞記者のセクハラ問題なんかもあってそれなりに面白い話なのだが、小ネタの連続のようなところがあり、もう少しダイナミックな展開があっても良かったのに…と思います。
2022/12/05
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