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新美南吉童話集 (ハルキ文庫)

新美南吉童話集 (ハルキ文庫)

新美南吉童話集 (ハルキ文庫)

作家
新美南吉
いとう瞳
出版社
角川春樹事務所
発売日
2006-11-01
ISBN
9784758432634
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新美南吉童話集 (ハルキ文庫) / 感想・レビュー

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ちなぽむ@お休み中

いろんな種類のかなしみが描かれていて、かなしみはむしろ優しさやしあわせに似ている。やさしくされて、やさしくしたくて、心が揺れ動いたからかなしい。そんなかなしみのいろんな側面と、含まれている甘露をみつめてみたり。 「その遊びにどんな名がついているのか知らない。」から始まる「花をうめる」が好きすぎて、夕暮れのなか常夜燈のしたに隠された美しい作品をいつまでも探していたい、そんな夏の終わり。

2019/08/28

グレ

「ごん、おまいだったのか。いつも栗をくれたのは。」ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。@ごん狐。「母ちゃん、眼に何かささった、ぬいてちょうだい早く早く」「お手々が冷たい、お手々がちんちんする」@手袋を買いに。「晩げに新しい下駄をおろすと狐がつくというだに」@狐。「ひイよめ、ひよめ、だんごやアるに くウぐウれッ」@一年生たちとひよめ。「ケキョ、ヨ」@鶯笛。「キミョ ムリョ ジュノ ライ」@小僧さんのお経。「ぐっぐっぐっ、母ちゃん」@ゲタニバケル。「あの猿を、斬ろう。」@サルト サムライ。 ⇒

2019/11/16

ちえ

一編一編じっくりと読んだ。最後の二篇「花をうめる」「おじいさんのランプ」を読み終えて、心の奥がしんとして暫く座ったまま動けない。どのお話も、心の底の哀しみや寂しさをそっと掬って、さらさら流れる透明な水の中でゆっくり揺すり、残った小さな輝石の粒の様に密かに輝く。宝箱のような一冊。

2020/02/20

優花 (@⌒~⌒@)モグモグ

大人になって読むと深い。一つ一つの話がグッときました。子供には子供世界で、それぞれの悲しみ。大人になれば大人の世界での悲しみや欲がある。この本を読むと、子供も大人も、今も昔も、たいして人間の悲しみや欲は変わらないのかもしれない。もちろん、世の中が変われば、自分も時代とともに変わらなければいけない。変わる勇気も必要なのかもしれない。

2012/12/05

カラスノエンドウ

私の心の泉は枯れていないか。新美南吉を読めば、それはわかる。小さい太郎や、でんでんむしの悲しみに寄り添えた時「うん、大丈夫」と呟く。時を選びつつ読んでいたら、季節は移り変わっていた。 有名な「ごん狐」、短くも温かい幼年童話…新美南吉の世界をじっくり堪能。初めて読んだ「おじいさんのランプ」が印象に残る。じぃぃんと余韻に浸り、本を閉じた。

2020/10/03

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