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オトナの片思い (ハルキ文庫 い 12-1)

オトナの片思い (ハルキ文庫 い 12-1)

オトナの片思い (ハルキ文庫 い 12-1)

作家
石田衣良
栗田有起
伊藤たかみ
山田あかね
三崎亜記
大島真寿美
大崎知仁
橋本紡
井上荒野
佐藤正午
出版社
角川春樹事務所
発売日
2009-05-01
ISBN
9784758434072
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オトナの片思い (ハルキ文庫 い 12-1) / 感想・レビュー

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ミカママ

タイトルが直球ど真ん中、期待通りの短編集。角田光代さん、伊藤たかみさんなど、読み慣れた作家さんはもとより、以前一作だけ読んで、以来縁がないと思ってた、三崎亜紀さんも良かった。オトナの恋は、ただでさえシンドい。まして片思いは。

2017/05/23

❁かな❁

有名作家さん達11名による恋愛アンソロジー*私は5名の作家さん以外は初読みでしたが甲乙つけ難いくらい、どのお話も良かったです♪「オトナの片思い」がテーマなので切ないものから、大人だからこそ踏み出さないでその片思いを楽しむようなのもあり、色々楽しむことができました♪片思いってわけではなく可愛い恋の始まりみたいなのもあります♡お気に入りは伊藤たかみさん「からし」三崎亜記さん「Enak!」大崎知仁さん「ゆっくりさよなら」大島真寿美さん「小さな誇り」橋本紡さん「鋳物の鍋」角田光代さん「わかばの恋」。お気に入り♡

2015/09/01

masa@レビューお休み中

上質な恋愛小説。節度を保ちながら、ほのかに灯る蝋燭の火のような想いを大切に囲む。そんな消えそうで消えない大人の恋の色香が漂ってくる。クスッと笑みがこぼれるようなお話、悔やんでも悔やみきれない積年の想い、恋することが臆病になったことへの気づき…。大人になったからこそ味わう感情であり、体験できる想いというものがあることに気づく。それは、恥ずかしいことではない。閉じこもることでもない。『オトナの片思い』は、いつでもすることができる。扉はいつだって開いて待っている。その扉に気づくか、気づかないかは自分次第なのだ。

2012/10/31

Satomi

大人の恋愛、恋模様を綴った11人の作家さんによる贅沢なアンソロジー。大人は厄介だ。経験があり過ぎる…素直に好きとは言えない。現状を維持する方が楽だと計算が働く。それでも胸を奥がキュンとなりザワザワと何かが少しずつ蠢き出す。結婚してなかったらここから恋が始まるんだろうな…というフトとした瞬間に少しときめいたり切なくなったり…。 私は今幸せだと言い聞かせ色んな気持ちを押し殺す…笑。

2016/02/25

巨峰

ボーイミーツガールいくつになっても。大人の片想いをテーマに11人の作家さんが競演。性の生々しさまで進まない話ばかりなので、返って各作家さんの個性が出たかも。短いけど、読み応えある短編が多かったです。

2017/07/09

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