私(わたし)たちの屋根に降る静かな星 (ハルキ文庫 に 7-1)
私(わたし)たちの屋根に降る静かな星 (ハルキ文庫 に 7-1) / 感想・レビュー
ゆき
久しぶりの再読。夫の浮気で離婚したりりかと各々殺したいほど憎む相手のいる男性2人。それぞれ心に傷を持った3人の共同生活を描いた物語。大きな事件が起きたりはしないけど、最初はよそよそしく始まった共同生活が、いつしか心を通わせ、傷を癒していく様子が優しく描かれていて、やっぱり楡井さんの小説は好きだな。
2017/08/16
takaC
するする読めたけど、そう結ぶのなら全23章も要らなかったのでは、と思った。たぶん再読はしないかな。
2012/10/24
Take@磨穿鉄靴
息吹氏の文庫本に宣伝があったので図書館で予約して読む。表紙のデザインから「あれ?思ってたのと違うかも」と思いなからも読み始める。オープンにならない情報が多くモヤモヤと気になりながら進む。結局大きなどんでん返しがある訳でもなく淡々と終わる。この内容であれば短編の1つとしても良さそうだけど短編なら短編として印象に残る切れ味はほしいところだけどそういうのも無かった。良く言えばゆったりとしていた。★★★☆☆
2024/03/24
伊織
多分普段なら読んでも引っかからない作品だったと思う。今、癒されたい気分で手に取った本だったのでタイミングが良かった。大した出来事が起こるわけでもなく、日々を綴っているだけなんだけどそれが男と女のひとつ屋根の下!そんな生活なんて現実にはそうそう上手くいかないだろうし、だからこその願いを込めて、そして更にはそういう場所を誰しも持ちえますように、という祈りを込めての作品だった、のかなと解釈。それにしても大人ならではのお酒と食事のシーンにそそられて晩酌してしまった自分はなんて単純!再生物語には欠かせないようです
2018/11/19
マイマイココア
旦那さんに浮気され、離婚したりりか。学生時代の男友達、武藤に俺達と一緒に住まないかといわれ、武藤と武藤の先輩の桜庭と3人で同居を始める。りりかにイラついて共感できず(;゚д゚)「~なんだろうか?」「~ではないのか?」っていう迷いやウジウジが多すぎたo(`ω´*)o
2015/04/01
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