読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

幕末まらそん侍 (ハルキ文庫)

幕末まらそん侍 (ハルキ文庫)

幕末まらそん侍 (ハルキ文庫)

作家
土橋章宏
出版社
角川春樹事務所
発売日
2015-06-13
ISBN
9784758439138
amazonで購入する Kindle版を購入する

幕末まらそん侍 (ハルキ文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

三代目 びあだいまおう

時は幕末、数百年続く江戸徳川時代、平和ボケした空気を脅かす大事件、ペリー黒船来航!幕府の面々も右往左往し様々な混乱極める中、ある藩主が藩士達全員に命じたのは遠足(マラソン)であった!侍の心身を鍛え直すのが目的とはいえ、いきなり28キロを駆け抜けろなど、言われた藩士達はたまったもんじゃない❗でも「命令だしなぁ、困ったなぁ」という短編集。遠足を通じて皆、身近で大切なことに改めて気付きます。心地よい捻りもあって、実はストーリーは繋がっており読みやすい。現代にも通ずる普遍的な魂に触れ最後は爽快な結末でした‼️🙇

2019/07/22

海猫

幕末の遠足(マラソン)を描いた5篇のオムニバス。バックボーンが同じで、それぞれの章の侍たちにそれぞれの思いがあり、遠足に挑むことによって何かを得たり失ったりする。味わいが各話違うし多様な印象が残った。ただし文章が軽いし、ユーモアの利かせ方が良いので読後感は重くない。各話別々のようで実は何気に繋がっている趣向も楽しい。この本の映画化「サムライマラソン」の予告を見たら、活劇要素増し増しな感じ。さて本編の仕上がりはどんなもんかな?

2019/01/04

しんごろ

日本のマラソンの発祥とされてる史実・安政の遠足【あんせいのとおあし】を題材にした話!長編と思って読んでみたら短編^^;だけど、連作になってます!どの章も面白いですが、『逢引き』が好きかな(^^)痛快さ爽快さもあり、時間あれば一気に読了できるテンポの良さ!面白いです(^^)『超高速!参勤交代』同様、ここでも殿様は格好いいです(^o^)BGMにはカラーボトル『情熱のうた』がいいかな(^^)

2016/02/23

小説を最初に書いた人にありがとう

超高速参勤交代シリーズで土橋作品にハマった。今作も期待を裏切らなかった。この作家さんに通底するのは勧善懲悪、正義は勝つ、仲間・友情・家族の大切さ等、大事なものを痛感させられる。そして、トップの器の大きさ、部下の忠誠心と組織論すら感じてしまう。今回も幕末のある藩でのマラソン(遠足)を通して短編で繋ぐも、全体を通してストーリーが紡がれる。良くできている設定。そして、気づけば温かい感涙。現代小説は池井戸潤、時代小説なら土橋章宏、爽快な読後感が似ている。

2019/01/10

佐々陽太朗(K.Tsubota)

軽く読め痛快、のちホロリ。幕末のマラソン(遠足)に因む人情と矜持の物語を心から楽しんだ。五つの短編が繋がっているが、第二話「逢引き」が一番の好みかな。最近『一路』(浅田次郎・著)を読み中山道萌え状態にある。そこから参勤交代つながりで『超高速! 参勤交代』(土橋章宏・著)を読み、同じ著者の本書『幕末まらそん侍』に到達した。本書でまた中山道萌え状態である。こうしたかたちで次々と読書サーフィンを楽しむのは無上の喜びである。自由奔放な乱読に心浮き立っているこの頃。

2015/07/17

感想・レビューをもっと見る