黙約 (ハルキ文庫 き 3-28 ブラディ・ドール 6)
黙約 (ハルキ文庫 き 3-28 ブラディ・ドール 6) / 感想・レビュー
しんごろ
また男がN市に男が流れてきた。流れ着いたのは凄腕の外科医の桜内。流れ着いたの桜内だけでなく、どこか不穏な空気を醸し出した事件まで。この事件に、川中も自ら首をつっこむ。やはり、川中は巻き込まれ体質なのか。今回は友のために。友のために動くのだ。それにしても、北方謙三が描く男は、どうして死に方、死に場所を求める男が多いことか。今作、キドニーと桜内が中心の話であるが、川中の存在が大きいことを改めて認識した。そして、桜内のスーパードクターぶりの話を忘れるほど、哀しみの大きな今作だった。
2024/03/25
KAZOO
今回は医者の視点から描かれます。かれが裏で治療する人物が何者かに襲われ続けます。刑事も東京から出張ってきたりして事件が複雑な様相を呈しています。ブラディ・ドールのお店の重鎮が最後は・・・・。表舞台から1人退場してまた新たな人物が出てくるのでしょう(すっかり忘れています)。
2018/08/19
フク
#読了 無法地帯N市に流れてきた桜内は凄腕の外科医だがどこか崩れかかっている。 川中よりもキドニーの存在を強く感じた。 〈けだものの躰、人間の心〉 図書館
2023/10/01
サン
ブラディ・ドールシリーズ6巻。今までは余所からやってきてすぐトラブルを起こす主人公ばかりだったけれど、今回はしばらく場末の酒場で女を漁る医師。自分の足を自分で手術するシーンもいいけれど、後半のあたりは虚しくなる。車に酒にジッポに心くすぐるアイテムも出てくる。
2017/08/17
yk
たまたま手にした本、なんかかっこええー。一から読みたくなって、借りました。
2017/12/15
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