戦渦の神宝 (ハルキ文庫)
戦渦の神宝 (ハルキ文庫) / 感想・レビュー
春風
『神様のパズル』の機本伸司の新境地となる伝奇宝探し小説、かと思ったら、やっぱり神とは何か、いかに生きるかの話。ぶれない。この作者はデビュー以来ずっと同じ話を書いている。
2019/12/09
bvbo
初読み作家さん。昭和20年夏、敗色濃厚な太平洋戦争末期、考古学を研究していた大学生・外園は帝国考古協会へ呼ばれ、三種の神器と並ぶ神宝・十種瑞宝の探索を命じられた。陸軍はその霊力を使い、戦局の挽回を図ろうとしていた。いや〜ワクワクする入りで、どんなトンチキになるかと思ってたら割合普通だった。
2022/05/31
anxiety
昔「神様のパズル」「メシアの処方箋」を楽しく読んだ。巷間で言われる様に、いつも扱ったテーマに決着をつけられず終わってしまうのだけれど、その大風呂敷の広げっぷりにワクワクさせられた。「フラッシュフォワード」のロバート.J.ソウヤーの日本人版という感じ(?)。でもこれが「スペースプローブ」辺りから楽しく読めなくなった。「戦渦の神宝」も残念ながらその延長。あれこれ詰め込み過ぎすぎて取っ散らかってしまい、尚且つ決着は曖昧。扱う時代が暗いせいもあるだろうが…。最後、登場人物達が明るい未来に進みつつあったのが救い。
2021/01/19
お~い
歴史書を読み解くという感じの本でした
2022/05/09
はかせ
テーマは難しいです。せっかくこの時代をえらんだのだから厩戸皇子を絡めてほしかった。宗像教授はえらかったなあ。
2020/10/12
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