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あなたとオムライス 食堂のおばちゃん(8) (ハルキ文庫 や 11-10)

あなたとオムライス 食堂のおばちゃん(8) (ハルキ文庫 や 11-10)

あなたとオムライス 食堂のおばちゃん(8) (ハルキ文庫 や 11-10)

作家
山口恵以子
出版社
角川春樹事務所
発売日
2020-07-15
ISBN
9784758443531
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あなたとオムライス 食堂のおばちゃん(8) (ハルキ文庫 や 11-10) / 感想・レビュー

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しんごろ

いやあ、あいかわらず料理が美味しそう。万里の料理の腕も確実にあがってるね。日本酒も飲んだことある日本酒がでると、ついついにやけてしまうね。康平さんに瑠美先生……、春が来てほしいよね。新型コロナ騒動の中、はじめ食堂は大丈夫そうで何より。でもね、はじめ食堂の常連になったつもりで読んでるからさあ、ラストにまさか涙がでるとは思わなかったわ。エッ!となるよね。突然すぎるよね。「間違いなく幸せな人生を送ってたよ」と自分も言いたい。

2020/07/20

タイ子

シリーズ第8弾。現在進行形の食堂小説はコロナの問題に触れているのか、小説なのでそこはフィクションの世界にしているのか(サザエさんみたいに)今回そこが一番興味がありました。でも、山口さんはしっかりそこを踏まえた上で「はじめ食堂」をいつものように楽しく美味しそうに、そしてお馴染みさんの人生模様をじっくり読ませてくれました。慰安旅行の熱海の旅模様が何とも羨ましい。ラストに驚きの出来事が…。人生悲喜こもごも、しみじみ感じる。今作の一子の名言「知恵は後から付けられるけど、人が好いのは生まれもったお宝だからね」

2020/08/08

ゴンゾウ@新潮部

今回は康平と菊川先生にヤキモキしていたら最後に常連の後藤さんの突然死が待っていました。コロナ禍でも明るく振る舞うはじめ食堂に集う人々の日常が描かれていたのに。

2023/03/20

まさきち

いつになく波乱万丈はなく、ただただ美味しい料理とあたたかい空気を楽しめたと思っていたら、ラストで常連の後藤の退場という最上級の波乱に見舞われてびっくりしました。そしてタイトルが後藤のために用意され、そのエピソードが本当に素敵で、可愛らしくて羨ましく思いながらの読了で、満足のいく一冊でした。

2022/09/30

おしゃべりメガネ

シリーズ第8弾となりました。レギュラー、準レギュラーも不動のまま、しっかりと安心&安定な作品は変わらずですが、本作においてほのかな出会いと寂しい別れが演出されています。本作の中で『はじめ食堂』の若頭「万里」が、助っ人で加入して6年が経過してるコトが改めてわかります。今ではすっかり食堂の中心メンバーとして、食欲そそるメニューを次から次へと提供してくれています。前作はカレー、本作はオムライスとシンプルながら最強メニューをテーマに綴られる食べ物描写は相変わらず素晴らしいです。「はな」ちゃん、出番少なめでした。

2023/09/26

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