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天下一の粥 料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫)

天下一の粥 料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫)

天下一の粥 料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫)

作家
和田はつ子
出版社
角川春樹事務所
発売日
2020-12-15
ISBN
9784758443821
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天下一の粥 料理人季蔵捕物控 (時代小説文庫) / 感想・レビュー

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タイ子

シリーズ第40巻。前作に比べると分かり易い内容で良かった。今のコロナ禍に重なるように江戸に流行風邪が蔓延する様が描かれている。経済と命の重み、その中での政の責務を背負って庶民の為に金銭的に画策する北町奉行の烏谷、季蔵も持ち帰り専門店にする事に。手伝いに来た瑠璃に酷似のお里奈という若い女性がお粥作りの名人。彼女の素性を最後に知ることになるのだが…。今回はお粥の作り方や料理のレシピ本みたいな感じで興味のない箇所は飛ばし気味。和田さんの料理への情熱は分かるが、その分瑠璃と季蔵のシーンも増やしてもらえると嬉しい。

2021/01/07

本詠み人

250万部突破の料理人 季蔵シリーズ第40弾。江戸でたちの悪い風邪が流行り市中の飲食店は閉めることに。季蔵は奉行 烏谷から、寝込んだ人々を救う持帰り用の滋養ある食べ物を考え商うことを依頼される。闇の探索仕事と食べ物屋と…寝る間もない八面六臂の活躍の陰に、疾風小僧や瑠璃に似た謎の女性が助力。現実世界ではコロナ禍が止まらず、新規感染者数の過去最多更新が続いている。それだけになんか読むの辛かったです😓

2021/08/06

小梅さん。

コロナを意識した設定かな。 そういうのは、なんだかなぁ。 里奈のキャラがあまり好きになれず、よけいにはまれなかった。 それに、瑠璃に似てるって設定、必要? とはいえ、いろんなお粥がでてきて、そそられる。 お粥って、優しい。 医師直江が素晴しかった。ああいう人にはずっと活躍してほしい。 それにしても、40巻。 瑠璃の存在感が薄い巻だった。季蔵との仲はどこかで何か進展していくのだろうか。 そういう本筋の進展がそろそろほしい。

2020/12/19

ひさか

2020年12月ハルキ文庫刊。書き下ろし。シリーズ40作目。江戸かぶら、粥三昧、為朝丼 、金柑大福、長寿膳、の5つの連作短編。今回も美味しい料理と思いもつかない和田さん流の展開で、コロナ禍のような外出制限とか瑠璃そっくりのお里奈の登場とか、まぁなんか無茶苦茶ですが、それがこのシリーズの悪魔的な魅力なんです。

2021/02/28

ミド

時代小説にもコロナの影響が……。一膳飯屋から持ち帰り粥屋になった李蔵。お上の給付金付き。病気でダウンした三吉の代わりに瑠璃に似た謎の女お里奈が手伝ってくれたけれど、やたらときゃぴきゃぴした口調でお粥に関する講釈を垂れるのがちょっとウザかったのですぐに退場したのは良かった。

2022/03/10

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