クライム・プランナー (ハルキ文庫 し 15-1)
ジャンル
クライム・プランナー (ハルキ文庫 し 15-1) / 感想・レビュー
しんごろ
道理や理屈ではどうにもならない問題を解決するために、相手を罠にかけ自滅に誘う。ルールは、自分達の手で傷つけない、何も盗まないの二つ。現代の必殺仕事人というよりは、犯罪企画人。ずばり、昔、ドラマでやってた“ザ・ハングマン”です。ハングマン、再放送してほしいなと思ってしまった。もう一人か二人、仲間の登場人物がいれば、もっと面白さが増したかなと思うけど、続編があれば読んでみたいなと思う面白さでした。
2023/01/08
スエ
とんでもなく美味しそうなホットドッグを作る男。《ホットドッグ・プラス・ワン》のマスター。その実体は「クライム・プランナー」。法や社会に裁かれない悪人に制裁を!!「現代版・必殺仕事人!?」頭を使う、体も使う!絶品のホットドッグもご一緒にッ!!
2021/03/20
紫 綺
悪党どもに鉄槌を! 知恵を使って相手を罠にはめ自滅に誘う「クライム・プランナー」。現代版必殺仕事人…とまではいかない。もっとスカッとするような痛快さが欲しかった。
2021/04/21
えみ
ハムラビ法典のことば「目には目を歯には歯を」をつい思い浮かべてしまうのは仕方がない気がする。誰かを傷つけたならば、その人はそれ相応の罰を受けるのは当たり前。そう思い至った大柳は「クライム・プランナー」と銘打ち、普通には解決できそうもない事柄を智略巡らせ相手に罰を与えるという無謀とも言える行動に出る。悪が悪で駆逐されるとき、そこに何が見えるのか。この小説を読むと、きれいごとでは誰も救われないということを嫌というほど実感する。だからこそ誰かの為に悪になる事を一概に否定できない!友人を救うため悪を操る男の物語。
2022/06/15
momi
悪党退治!現代版必殺仕事人!!…ってことなんだけどスカッとを期待していると…ちょっと全体的にボヤけている感じで爽快感はなし。ま、復讐劇です。
2021/03/31
感想・レビューをもっと見る