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遠足はたまごサンド 星空病院 キッチン花 (ハルキ文庫 わ 3-2)

遠足はたまごサンド 星空病院 キッチン花 (ハルキ文庫 わ 3-2)

遠足はたまごサンド 星空病院 キッチン花 (ハルキ文庫 わ 3-2)

作家
渡辺淳子
出版社
角川春樹事務所
発売日
2021-02-15
ISBN
9784758443937
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遠足はたまごサンド 星空病院 キッチン花 (ハルキ文庫 わ 3-2) / 感想・レビュー

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しんごろ

半下石(はんげいし)名誉院長、あいかわらず院内を彷徨ってるなあ。この人、やっぱり外科医ではない。精神科医としか思えない。医食同源をさりげなく遂行して、天才精神科医かも…。でも外科医なんだよなあ。よくわからないけど名誉院長のことだけあるわ。そして綿さんは何者なんだ。あいかわらず、例によってパシリにされてる(笑)。患者はもちろん、医師や看護師の心の隙間に入って、悩みや問題を解決。そんなキッチン花の料理が美味いなら、ぜひ食べてみたいな。

2021/03/01

machi☺︎︎゛

第一弾は読んでいないけど第二弾から読んでも充分楽しめた。星空病院の最上階のキッチン花で作られる4つの美味しい話。星空病院の名誉院長が作ってくれる本格的で幸せになれるメニューはすごく魅力的だった。若い時はお腹が膨れればいいという食事もした事があるけどやっぱりそうではないなと改めて思った。

2021/04/20

タイ子

星空病院の別館4Fにあるキッチン花。シェフを務める名誉院長は気付けば悩める患者や家族の近くに現れるというそれも何だかフシギな存在。綿さんも掃除のおばちゃんも素性不明だし。生まれつき心臓に病を抱える小2の少年が自分の病と両親の不仲に小さな心を痛めるのもいじらしく、遠足よりもっと大事なものを教えてくれたシェフの料理が涙を誘う。他には乳がんと闘う漫画家とその甥っ子の話が好き。病は人生の楽しみを奪う代わりに与える物の大きさに気付く時、奪われた楽しみは生きがいとなって還ってくる。そんなことを教えてくれた第2弾。

2021/03/15

じょんじょん

「星空病院キッチン花」シリーズ第二作だったのですね。第一作を飛ばして、こちらから読んでしまいました。食堂や料理を核においたストーリーは大好きですが、本作品は食や料理にまつわるものの、それぞれのエピソードの主人公たちの人生や思考に重点が置かれている気がしました。エピソード自体が少し重たい印象です。とはいえ病院内にあるキッチン花で星空病院名誉院長が料理をキーとして、水戸のご老公のように主人公たちの心の暗雲を晴らしていく様子は悪くないです。玉子サンドも食べたくなりました。そしてシリーズの第一弾を読まなくては。

2022/02/01

Nyah

星空病院の名誉院長ハゲ石(半下石)先生が腕を奮って美味しい食事を振る舞う。サンドイッチもすき焼きもオッソブーコも傘寿の誕生日祝も美味しそう。食事をしながらの会話が絡まった気持ちを解くかな。

2021/07/04

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