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あんの夢 お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-7 時代小説文庫)

あんの夢 お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-7 時代小説文庫)

あんの夢 お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-7 時代小説文庫)

作家
柴田よしき
出版社
角川春樹事務所
発売日
2021-12-15
ISBN
9784758444491
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あんの夢 お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-7 時代小説文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

大地震に続き、颶風の高波やら災害続き。紅屋も休業になり、やす(あん)は、深川の煮売屋に修業しに行く修業編。この新展開が思いのほか良かった。やすもいろいろな人に会ったり、ちょっとした旅で見聞も広がり、料理人としての幅、視界が広がったかもしれないね。もともと料理の才はあるのだから、この経験を活かして、紅屋に戻ったら才能も少しずつ開花させてほしいな。紅屋に戻った時の展開がすごい楽しみ。やすの料理人としてのこれからの道のりが楽しみだ。やす、夢に向けて頑張っておくれ。それにしても、やすは人に恵まれてるなあ。

2022/02/09

いつでも母さん

まさかまさかの歳三登場!もうその名前だけでドキドキワクワクしてしまいました(笑)シリーズ第5弾!料理修行に深川の煮売屋で働くおやす。そこで出会った人々の言葉の意味を私も嚙み締めた。また番頭さんが好い。ますます楽しみになって来た。次はおちよちゃんもお母さんになってるね。あぁ早く続きが読みたくて堪らない。

2021/12/25

タイ子

安政の大地震の後、颶風の高波に襲われた江戸の町。あんの働く紅屋も浸水の被害を受ける。建て替え期間の間、あんは深川の煮売屋に手伝いに行くことに。女主人のおいとさん、振り売りの末吉。このおいとさんがいい人で、あんに話す一言一言がじわーっと沁みてくる。お説教がましくない先達の言葉はこれほど優しいものなのか。そして、おちよちゃんに逢いに番頭さんと一緒に旅をする。ここでも番頭さんの言葉に泣ける。もうすぐ出産のおちよちゃん。大きな出来事はあるけど楽しみもいっぱい。今回気になる2人の若者が登場。さてさて、どうなる?!

2021/12/20

おくちゃん🌸柳緑花紅

シリーズ第5弾。安政の大地震の翌年は颶風の高波。やっと紅屋も建替えることになり、おやす(あん)は紅屋休業中に深川の煮売屋へ年内いっぱい料理修行に。ここの店主おいとさんの江戸っ子振りがスカッとする。おやすの人柄の良さ故に周りの人々も皆良い人揃い。おちよちゃんを訪ねその様子に安堵。そこに、んんん?歳三さん登場😊互いの夢を語りながらはっきりと自覚し自分を誤魔化すことなく夢に向かう決意を。お小夜さんとの友情場面で涙。其々の夢。煮売屋さんからの宿題も解決。旅の土産も料理と同じように其々の人を想っての心。次が楽しみ

2022/04/10

ひさか

ランティエ2021年5〜11月号掲載のものに加筆修正して2021年12月ハルキ文庫刊。シリーズ5作目。高潮被害の品川から始まり、ラストは品川揚げで終わる。あんの夢がはっきりとした回でした。煮売屋での料理話が興味深く、面白い。

2022/03/29

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