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聖夜のおでん 食堂のおばちゃん(12) (ハルキ文庫 や 11-14)

聖夜のおでん 食堂のおばちゃん(12) (ハルキ文庫 や 11-14)

聖夜のおでん 食堂のおばちゃん(12) (ハルキ文庫 や 11-14)

作家
山口恵以子
出版社
角川春樹事務所
発売日
2022-07-15
ISBN
9784758445030
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聖夜のおでん 食堂のおばちゃん(12) (ハルキ文庫 や 11-14) / 感想・レビュー

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しんごろ

万里が抜けて皐(メイ)が入って、新生“はじめ食堂”のスタート。万里がいなくても違和感なし。一難あったけど、これから皐の活躍も楽しみ。瑠美と康平の仲も進展したね。だけど前途多難とは言わないけど、ひと山ありそう。その康平、今回は小生ばかりを頼んで、料理に合わせた酒をチョイスするシーンが少ないのがガッカリ。康平は、結婚のことで手一杯かな。一瞬だけ“メシッタ”登場。そして、タイトルの意味がわかった時は、そこに行くのかと驚き。まさかの“めぐみ食堂”(笑)。今作も“はじめ食堂”で一献したくなりますね。

2022/07/29

KAZOO

もう12作目にもなるのですね。この食堂のメインの料理人が卒業して後任が入ってきます。最初の話はその後任をめぐって若干トラブルらしきものもありますが無事に切り抜けます。また常連のカップルの結婚のゆくえにもいろいろな事情が絡みます。それにしてもいつもながら料理の美味しそうなこと。鰻ソーメンなどは作ってみたいと思いました。

2022/09/13

タイ子

シリーズ第12弾。万里が名店の割烹に修行に出て、代わりに常連だった皐が店で働き始めた。なかなかの接待の手際の上手さに食堂のおばちゃん2人も頼もしい限り。万里も週に5日は食事に来てるので寂しい感じはないのだが、客の中には嫌がらせで皐に嫌味を言うヤツも。そんな時には客でも追い出す気風の良さにスッキリ。シルバーウィークを利用しての神奈川・足柄山に小旅行。たまに食堂以外の景色を読むのも新鮮でいいかも。温泉、キノコ狩り、そそられる旅の話。常連客の瑠美、康平の結婚話もスムースに行きそうもないけど幸せになって欲しいね。

2022/07/28

おしゃべりメガネ

シリーズ第12弾で、だいぶ今に近いトコまできました。長らく「一子」「二三」そして「万里」の三人で頑張ってきたチーム『はじめ食堂』がメンバーチェンジしての本作。更に一流の料理人を目指し、『はじめ食堂』を離れた「万里」に代わり、加わった新たなメンバーは「メイ」改め「皐(さつき)」。こちらも長らく準レギュラー状態で、登場していたキャラなので、違和感なく読み進めていけます。本作のタイトルに'おでん'とありますから、まさかあのお店か?と思いましたが、そこは読んでみてのお楽しみですね。「康平」&「瑠美」も頑張って。

2023/10/04

Karl Heintz Schneider

前作で店から巣立った万里に代わり性同一性障害を持つ皐が新しくはじめ食堂の一員になりました。明るい性格の彼女?はすぐに店に馴染み常連さんとも仲良くなります。そんなある日、横柄な一見客が店を訪れ、皐のことをおかまとバカにします。厨房から出てきた一子は毅然と言い放ちます。「他のお客様の迷惑です。お代は結構ですから、お引き取りください。」「客に向かって、その態度は何だ!」「客が店を選ぶように、店も客を選びます。あなたは、この店にふさわしくありません。」かっこいい!一子の啖呵に、しびれました。

2022/09/26

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