(新装版)サファイア (ハルキ文庫)
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(新装版)サファイア (ハルキ文庫) / 感想・レビュー
カブ
7つの宝石の7編のお話。表題作「サファイア」も良かったが「ガーネット」はサファイアから続く物語で奥行きが感じられる好きな話。湊かなえ氏と言うとイヤミスと思われることが多いけれど、この作品はちょっとちがっていて楽しめた。
2022/10/26
ほう
湊作品を、私はあまり読んではいないのだけれど、読み友さんのレビューから短編である事、イヤミス感の強くない事が書かれていたので、この本を選んだ。宝石に因んだ7話からなるが「ムーンストーン」と「ガーネット」が良かった。希望の見えるような話しが、私は安心して読めるような気がする。
2023/06/15
水色系
短編集。会社の上司にもらった。なかでも「ムーンストーン」が面白かった。こういう人は将来こうなっているだろうみたいな先入観で読んでいたら全部ひっくり返される。余談だが、「ガーネット」の紺野マミが湊かなえさん本人に思えてくる。そのつもりだったのかな?
2022/11/30
ともとも
湊かなえさん初読み。イヤミスのイメージが強くて今まで敬遠してきたけれど、新装版の表紙の美しさに目を奪われて購入。宝石の名がタイトルになっている短編が七話収録されていて、それぞれに違った驚きがあり飽きずに楽しめた。最終話が救いのある内容だったので読後感も悪くなく、湊作品初心者の私でも読み易かった。『ムーンストーン』『サファイア』『ガーネット』が好み。
2023/01/15
くまかほ
それぞれに宝石の名前の題がつけられた短編集です。 人間の黒い部分と、「そうくるか」と思わせる結末… 湊かなえさんらしい作品でした。
2022/11/23
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