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わたしのおひとりさま人生

わたしのおひとりさま人生

わたしのおひとりさま人生

作家
松原惇子
出版社
海竜社
発売日
2021-03-02
ISBN
9784759317268
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わたしのおひとりさま人生 / 感想・レビュー

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タピオカ

松原惇子さんは『女が家を買うとき』『クロワッサン症候群』を書いた方。73歳の今、自分を振り返り分析して これからやるべきことを整理するために書いたとのこと、潔い。「子どもがいる、お金がある、健康だという条件ではなく、思う仕事につけなくても、思ったほど給料がもらえなくても、友達がさっていっても、老いぼれても、嘆くのではなく、今この瞬間を「幸せだなぁ」と思える自分でいることこそが、幸せではないだろうか」

2023/11/14

るうるう

面白かった。1ドル360円時代に女子大生二人でシベリア鉄道経由でヨーロッパへ。女性がみな専業主婦を目指す時代に結婚するもすぐ離婚、企業して成功し、その会社を売り、ニューヨークに渡る。日本に戻り、家を買い、その顛末を書いた本が売れて作家となる。ある意味、私が理想とした生き方を実践してきたような方だ。偶然にも本と同時に見た映画「わたしは最悪。」の主人公も、いくつもの道を試した末にひとりで生きることを選ぶ。他人に依存しない人生。面白かった。

2023/05/24

寅ちゃん

誰しも感じるのは同じようなことだ。これだけ個人の時代になってきても、職場に行くと子持ち主婦と独身女への待遇の違いに驚く。他にも悩んでる人がたくさんいるのか、この本は一年近く図書館で待った。松原惇子は初めて読んだけど、なかなか豪快な書き手だ。時にうっとうしい?章もあったけど、これだけサバサバ思い切りがいいから大したもんだ。独りを意識して若い頃に購入したマンションを手放して、結局また賃貸で暮らしたり、実家とのしがらみにスパッと離れたり…。私ももう少し年を経れば、もっと楽に世間と距離を置けると思う。

2022/04/10

古本虫がさまよう

ご自身が社会人になった時には男女雇用機会均等法もなく、就職しても「寿退職」が普通だった時代。松原氏の場合は、女子大を出てすぐに結婚したものの離婚し会社勤めなどを始める。やがて物書きのはしくれとなり『女が家を買うとき』を処女作として発表。そこそこ売れてドラマ化もされて知名度もそれなりにアップ。そのあと、買ったマンションを売って、広いマンションに移ったりしたものの、そこも売却して介護をかねて母の住む実家に同居したり……。 ちょっとした人との出会いなどが、自分の人生の将来を大きく左右した体験などが綴られている。

2021/07/29

ぺんぐぃん

「クロワッサン症候群」は読んだことがあったので、図書館で借りだした。文字が大きく、中身が薄い!ただPCで書き散らしたものを書籍化したとしか思えない。確かに運が良かっただけで73歳まで自活できたことは、自慢できるだろう。さすがにそれでもここまで好き勝手書かれて、読まされてしまったのは時間の無駄だった。

2021/05/28

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