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スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

作家
ティモシー・テイラー
池上彰
高橋 璃子
出版社
かんき出版
発売日
2013-04-22
ISBN
9784761269104
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「スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編」のおすすめレビュー

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『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編』(ティモシー・テイラー:著、池上 彰:監訳、高橋璃子:訳/かんき出版)

 多くを知らなくても生きていくことはできる。しかし、知らないことで損をすることは意外と多いもの。「経済学」はまさにそのひとつだろう。

「経済学」には、我々にとって身近な存在の「財」「労働」「資本」という3つの市場を対象にした“ミクロ経済学”と、経済成長や国際収支など、個人単位よりもっと広い範囲をカバーする“マクロ経済学”の2つが存在する。

 今回はその“マクロ経済学”に焦点を当てた『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編』(ティモシー・テイラー:著、池上 彰:監訳、高橋璃子:訳/かんき出版)を紹介したい。こちらは以前紹介した“ミクロ経済学”(レビュー記事は【こちら】)に続く、いわば下巻のような立ち位置で、著者もミクロ経済、マクロ経済の順に読むことを推奨している。

 まず、本書の初めに述べられているのが、マクロ経済政策の目標について。

(1)経済成長 (2)失業率の低下 (3)インフレ率の低下 (4)持続可能な国際収支

 …

2018/5/21

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スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ito

経済用語も平易な言葉で説明されており、重要な論点が理解しやすい良書。個人的に驚いたのは、グラフが出てこないことだ。経済学を挫折するの理由として、グラフの理解にあると思う。グラフの説明なしに直観で理解できるように説明されているところがポイントだろう。なぜ経済成長が必要なのか。デフレ下における金融政策はうまくいかない等の重要論点がすんなり理解できる。ミクロ編も読みたい。

2013/11/23

ちゅんさん

ミクロ編に比べると少し分かりにくい所はあったがミクロとマクロの違いからくるものかもしれない。概ね分かりやすくて読みやすい、経済の入門書にはうってつけの一冊だと思います。

2022/05/06

PONSKE

「インフレがようやくわかった」国同士でやり取りをする時代なので、マクロの方が面白いかも。実は“インフレ率を考慮する”という意味を理解しておらず、経済成長率から引き算をするだけの楽なものだと知り驚いた。著者は保護貿易に対しては懐疑的で、それなら米中の関税合戦はなんだかなと思った。

2018/04/08

hisato

今の経済の在り方が良い悪いは分かりませんが、仕組みは知っておかないとと思いつつ、前々から読んでみたかった一冊でした。 が、ミクロ編が先だとは知らなかった・・・ ミクロ編を読んでから再度読んでみるという楽しみができましたw 内容は日経新聞を読む程度、ネットで経済系のニュースを見る程度の自分でも割と分かりやすく翻訳されていました。特に中銀や金利の話は分かったようで分からないまま、話が流れていくので個人的には本で読んでおくのが一番理解できました。しかし、これで入門なんですね・・・奥は深そうだ・・・

2016/09/06

Taichi Ishihara

読了。マクロ経済学とはとことん相性が悪いので、読むのに時間がかかった。もう3冊ぐらい読まないとちゃんと理解できないかもしれない…。

2014/05/16

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