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クリティカルシンキング 入門篇: あなたの思考をガイドする40の原則

クリティカルシンキング 入門篇: あなたの思考をガイドする40の原則

クリティカルシンキング 入門篇: あなたの思考をガイドする40の原則

作家
E.B.ゼックミスタ
J.E.ジョンソン
宮元 博章
道田 泰司
谷口 高士
菊池聡
出版社
北大路書房
発売日
1996-09-01
ISBN
9784762820618
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クリティカルシンキング 入門篇: あなたの思考をガイドする40の原則 / 感想・レビュー

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PONSKE

「現代社会に欠かせない思考法」人は誤った信念に基づく判断が多いし、他人の行動の原因についても、さらには自分のことさえも認識を間違える。本書は心理学の視点から、そうした誤りの原因と対策を提示する。節の終わりごとにまとめが記載されるのは、他のビジネス書と同様だ。しかし、本書では、読者に考えさせるコーナーがあることで飽きさせないし、腑に落ちやすい。さらに、各章の要約が図示されていることで、復習もしやすい。情報の入手も発信も容易な現代だからこそ、世の中をなるべく中立な視点で見るための批判的な思考が重要だと思う。

2020/03/04

にらさき

行動経済学者ダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー」みたいな本。人にかかっているバイアスによる選択や思考の偏りについて書かれている。つまりこの偏りを意図的に修正できれば、人よりも物事の急所に近い考え方ができる。

2017/11/25

ゴーゴー太郎

天才に勝る唯一の方法としてクリティカルシンキングが紹介されていたのでこの本を読んだ 物事を判断するときには様々な思い込みに左右されるから十分に内容を検討してから判断することが必要である また常にクリティカルな視点を持つにはじっくり考えようとする態度が必要であり、考える時間を設けたい 読みやすい内容でありワーク問題があるので理解も深まる 25年前の本であるため情報が古い可能性があるが、現代にも通じるところがたくさんある 物事を客観的に論理的に考える方法を探している人にオススメ

2020/05/24

saorino

思い込みというのは、怖い。一つの事実だけを見て全体を捉えようとしたり、他人を責めたり。みんな、自分を信じすぎていることに気づいていない。本来の原因はどこにあるのか、状況や背景、立場を分析することなく、結果だけを見つめてはないか。都合のいい理由をつけて(たとえば、相手の性格や性質を思い込み)、相手を受け取っていないか。確かな根拠なしに何かを判断するのは危険だ。"勘違い" は、よく起こるもの。でも、だからこそ、相手を理解しようと思考を巡らせなくてはならない。ひとは他者との関係の間でしか、成長できないのだから。

2021/01/12

ことこと

個人的にはなかなかの名著。あとでまた読み返すと思う。 この手の心理学的な著書は初めて読んだが、読了後に良本に出会えたと思える1冊。クリティカルな思考とは「批判的」な思考方法とも思えるがこの本ではもう少し詳しいところまを部分部分に広く浅く取り扱って解説しているもので、イメージしやすい解説と内容なので、読んでいると自分にとっての革新的な思考方法を吸収できる楽しさがあった本。個人的には2章~3章までの思考法の内容が面白いなと感じた。自分や他人の行動の”理由”や”原則”について少し深く考えてみるのも面白そう。

2020/06/30

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