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結晶物語

結晶物語

結晶物語

作家
江本勝
出版社
サンマーク出版
発売日
2003-06-19
ISBN
9784763181787
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結晶物語 / 感想・レビュー

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カナン

「水」に魅せられた作者が、言葉を「聞かせたり」「見せたり」してみた。生命も宇宙も魂すらも肉眼で見えた。「ありがとう」という言葉を見せられた水は美しい結晶を作り、「ばかやろう」という言葉を見せられた水は粉粉に砕け散った。同じ「ありがとう」でも、独語ではとても精緻で薄青く輝き、仏語だと花が咲くように白く輝く。ほたるの里の湧水は本当に蛍のようにふわりとまるい明かりが灯り、美酒の土地の湧水は万華鏡みたいに煌めく。加持祈祷をした水が大日如来の姿をあらわした写真には鳥肌が立った。それは私達のこの身にも流れる、「水」。

2013/06/15

Ryo

図書館。読メにて興味を持って。「ありがとう」という紙を貼った水は奇麗な結晶を作り「ばかやろう」と貼った水は粉々に砕けていた、聞かせたら〜というのは聞いたことはありました見せるだけでも効果ありなようで、他にも曲や様々なものを見せた、聞かせた結晶写真がたくさんありました。個人的に振動に最近興味を持っていたので言葉が持つ波動、という説明には非常に説得力がありました。が、個人的主観もあるので私は「これ真ん中あまりきれいじゃなくない?」と思ったものでも、きれいな言葉を聞かせてできたものは「きれい」って仰ってるもの→

2013/07/15

草々

「ありがとう」「ばかやろう」。かける言葉により、できる結晶の形状が大きく異なる。 なんとも疑わしい話だと思った。 読み進めると、言葉や色など全てのものには波動があるという。 原子レベルまで拡大すると、その振動を確認できる。それぞれが特有の波動を発しているようだ。もちろん良い意味を含む言葉は美しい結晶を作り出す。言語が変わっても結果は変わらない。 本書は日ごろの自分を見直す良いきっかけとなった。良い言葉を使おう、良い人と付き合おう、良い環境に身を置いて、良い波動を感じ、美しい結晶(人間)になろうと思った。

2016/01/31

みやび

水の結晶は様々な条件によって形を変える。水の研究をしている著者が様々な条件の下で出来る結晶の形を検証。環境はもちろん面白いのは音楽を聴かせるとそれによって形が違うという事。音が発する振動が水に伝わってそれぞれ異なる結晶が出来るのかな。とここまでは良かったがビンに入れた水に感謝や愛といった言葉を書くと綺麗な結晶が、逆に悪い言葉を書くと結晶にならないとか、さすがにちょっと信じがたい。後半は宗教っぽい内容にややひいてしまった😅けれど地球始まって以来全ての生命を育んできた水。今一度大切にしなければと思いました。

2020/11/13

ハッチ

言葉がけで水の結晶のでき方が変わるらしい。「ありがとう」という言葉がけでできた結晶は美しく、「ばかやろう」という言葉がけをされた結晶は砕け散っていた。 この本が世界中に翻訳、出版されているというから驚きだ。この世には、理屈で説明できない何かがある…のかもしれない。 実験結果はともかく、日常生活の中で言葉には気をつけていきたい。

2014/05/03

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