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英和翻訳基本辞典

英和翻訳基本辞典

英和翻訳基本辞典

作家
宮脇孝雄
出版社
研究社
発売日
2012-12-20
ISBN
9784767434735
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英和翻訳基本辞典 / 感想・レビュー

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Nobu A

毎日数項目ずつ読み続けて楽しく読了。本来読むのでなく引くものだろうが、通読に値する辞典。まだよく知らないが、恐らく翻訳業界の第一人者、悪訳や誤訳を理路整然と指摘解説する宮脇孝雄先生が執筆。文中に「ご存知の方も多いだろうが」と敬意表現が頻出するが、一般人は知らないって。手前味噌だが、英検1級と国連英検特A級合格、TOEICほぼ満点の英語力を持っていても、勉強になることばかり。英語だけでなく日本語と雑学を含む研究力に頭が下がる。今でこそネットで背景知識を簡単に調べられるが、筆者を含めた先人の知恵の蓄積と結集。

2019/03/23

みゅうの母

毎日寝る前に数項目だけ読んだのでやたらと時間がかかりましたが、読み物としてとっても面白かったです。むかし読んだ翻訳もので、ところどころ「ん?」って思うところがあったのも、もしかしたら紹介されているような誤訳に近いものだったのかもしれません。それにしても、翻訳者って大変なんですね。そして、宮脇先生は偉大な方だと思いました。

2016/07/24

kane_katu

★★★☆☆合間合間に読んでいたので、読み終わるのに随分時間が掛かった。辞典って普通は読むものじゃないんだけど、これは読み物としても面白い。これを読むと、文芸翻訳はつくづく大変だなと思う。

2016/02/03

タイコウチ

書名は「辞典」となっているが、中身は翻訳において問題になる様々な英語表現(構文ではなく、語彙中心)についての解説コラム集なので、クイズ本のように気軽に通読できる。むしろ、辞典として使うのではなく、通読すべき本だろう。洋書で小説を読む人にも有益。同著者の「翻訳の基本」シリーズと基本的に同じスタイルで、邦訳書からの具体的な例とともに、よくある間違いと正しい解釈が提示されるが、本のタイトルはあえて伏せてあるのが武士の情け。いろいろ勉強になると同時に、思い込みによる誤訳の可能性には読んでいてヒヤヒヤする(爆)。

2013/02/17

timeturner

特定の単語やイディオムだけでなく、翻訳の基本事項も盛り込んであり、翻訳の勉強をするにあたっては必携の内容。しかも面白い! ああ、私の脳のハードディスクにこの本のデータを丸ごと格納できたらなあ。

2013/01/02

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