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養老先生、病院へ行く

養老先生、病院へ行く

養老先生、病院へ行く

作家
養老孟司
中川恵一
出版社
エクスナレッジ
発売日
2021-04-08
ISBN
9784767828817
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養老先生、病院へ行く / 感想・レビュー

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tamami

書店の店頭でパラパラとめくったら、養老孟司、心筋梗塞、白内障の三つの単語が目に飛び込んできて即購入。養老先生が罹った病気と通われた病院の話題を中心に、飼い猫のまるの話も絡めて、担当のお医者さんと先生が、今時の病気と病院事情を語る。病院に対する先生独自!の考えや病院の裏事情もほの見えて面白い。現代の病院はデータ花盛りであるが、大切なことは自分の身体に聞くことという先生の指摘や、コロナの影に隠れて未接種が増えている子どものワクチンについて語るお医者さんの言葉が印象に残る。養老先生、どうかこれからもお元気で。

2021/05/07

油すまし

中川医師との対談とのことに嬉しく読みました。中川先生は以前にジャーナリストの近藤勝重さんのラジオ番組にゲスト出演されている時のお話が面白く興味深く引きつけられて聴いたのが心に残っていました。養老先生が体調に不安を感じ、中川先生に相談して26年ぶりに東大病院を受診。病院に行くのに決心がいるのは現代の医療システムに巻き込まれたくないから。それは私も家族の入院時に強く感じ怖い思いがした。中川先生がよくおっしゃるヘルスリテラシー、心に置いておきたい。心筋梗塞についてもわかりやすく書かれていた。まるが愛おしい。

2021/09/08

Odd-i

医師免許を持ちながら、医療に対しても、東京大学に対しても冷めた眼差しを送ってきた“医療界の変人”養老先生。健康診断や癌検診などを一切受けないその先生も昨年の6月、ただならぬ「身体の声」を聞き、現代の医療システムとやらに巻き込まれてみることに。それは今まで野良猫のように生きていた自分が、家猫に変化させられるようなものだったそう。この年の暮れに息を引き取った、人に媚びずにわが道を行く猫らしい猫、先生の愛猫「まる」とのお別れや、やはり猫好きのヤマザキマリ氏も交えた鼎談でも、深~いお話しを軽やかに語られています。

2021/05/03

ユーユーテイン

システムにがんじがらめにされてしまうのは嫌だ、と言って病院に近づかなかった養老氏が、どのように病院と関わったのか、知りたくて読んだ。相談を受けた中川医師は、養老氏の教え子であり、ガイドラインを守らなければならない医師の立場を踏まえつつも、「めんどうな患者」である養老氏の考えを尊重する。養老氏の未来への提案が興味深かった。①老化を病気と捉え、老化を止める、若返ることで万病(糖尿病、心筋梗塞、認知症…)を防ぐ②対人ではなく対物の仕事をする③1年のうち、9ヶ月は都市で、3ヶ月は田舎で暮らす

2021/07/27

ネギっ子gen

<今、病院へ行こうとしたら、医療というシステムに参加せざるをえません。いわば今まで野良猫のように生きていた自分が、家猫に変化させられるようなもの/甘い物は食べるなとか、煙草はやめろとか、自分の小さな行動まで点数化されてしまいます。まるでコロナの自粛下における、さらなる自粛の強制みたいなものです。だから、医者に行く決意をするにあたって、いろいろ考えざるをえなかった。まあ、もう歳だから、野良猫として暮らそうが家猫だろうが、残りの人生は長くない。そう観念して>、先生は病院へ行く――。鼎談にヤマザキマリ氏も参加。

2021/11/22

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