お姫様と名建築
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お姫様と名建築 / 感想・レビュー
なつ
歴史に名を刻んだお姫様とそのゆかりの建物に着目した、斬新なエッセイ。お姫様と彼女たちの人生を見つめてきた住まいに悲喜交々。それらは華やかで雄大な顔だけでなく世間を揺るがせた事件の舞台という顔も持ち、幾年も人を魅了し続けています。歴史とメルヘンとお洒落の知識を得られ、美意識が磨かれる一冊です。
2021/06/23
Nat
図書館本。面白かったが、お城の写真があればもっと良かったかな。
2021/08/30
ニンジン
有名どころなお姫様から空想のお姫様まで網羅しています。お姫様の事が書かれてはいますが、その周辺ならまだしもロリータの歴史のことや作者の想像など話はあちこちに飛んでいて読むのが少し大変でした。誤植も割と多かったですし… とはいえ不思議と面白く読めました。なんだか友達と取り留めもない話をして盛り上がったけど楽しかった事しか覚えていないみたいな感覚です。 マリーアントワネットとポンパドール夫人が出会っていたらロココ文化が更に花開いたという見解は印象に残ったし見てみたいと思いました
2022/01/30
宇宙猫
女帝や王妃を 建物に絡めて簡単に紹介。女性のイラストは雰囲気があるけど、文章の方は建築物も人物も表面的で中身がない。なんの本だったのかよく分からずパラパラと読んだ感じ。
2021/12/14
りりす
嶽本野ばら版世界史の授業。作者の比較的最近の作品で読んだのは破産、もえいぬ、桜の園、本書くらいだけど、新しいものを読むと「野ばらちゃんは本当にもうお終いなんだ」と哀しくなる。誤植と読みにくい文章で語られる世界史を読んでいると、元気だった親類が認知症のために日常の出来ることが次第に欠けていく痛ましさに似たものを感じてしまった。『野ばらちゃんと行く!お姫様のお城』的なヴィジュアルブック、年表と図解で分かりやすくした『乙女必修!お姫様とお城の授業』みたいなのだったら良かった。でもシシ姉とルドの件は流石。
2021/09/14
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