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横浜の名建築をめぐる旅

横浜の名建築をめぐる旅

横浜の名建築をめぐる旅

作家
菅野 裕子
恩田陸
出版社
エクスナレッジ
発売日
2021-07-12
ISBN
9784767828909
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横浜の名建築をめぐる旅 / 感想・レビュー

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starbro

何かと地縁のある(四年間居住他)横浜の所謂真の横浜(横浜市中区および西区の一部)の名建築を巡る週末旅行、ことりっぷ的フォトエッセイ、楽しめました。恩田 陸が建物好き、特にお城が好きだと初めて知りました。 https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767828909

2021/08/30

ばう

昔の建物は照明、階段の飾り、床のタイル、窓など見過ごしてしまいがちなところにも意匠が凝らされていて素敵です。恩田陸さんのコラムに「元銀行にハズレなし」とあって前々から私も密かにそう思っていたから嬉しくなりました。インペリアルビル、ベーリックホールは知らなかったけれど行ってみたい。ニューグランドのカフェ、スカンディヤのランチ、また行きたいなぁ(やっぱり食べることばっかり😅)、それにしても恩田陸さんが建物好きとは知らなかったのでますます恩田さんが好きになりました♡

2021/10/12

skunk_c

長く横浜に住んでいるので、利用したり見たりしたものも多いのだが、写真の切り口が素晴らしかった。建築に造詣の深い著者のせいか、やっぱり視点が新鮮。横浜というまちは、いわゆる伝統とは無縁の、「新しい」(たかだか160年余り)の都市なのだが、そして全然計画的に街が作られていないのだが、そして震災と空襲も受けているのだが、それでも魅力的な建物が残っているのは幸せなことだ。日本郵船のビルは中の「博物館」も含めてお薦め。否応なしの都市化の中、ここに紹介されているだけのものでも残っているのは幸運なことかもしれない。

2021/09/06

ぶんこ

期待していなかったのですが、意外にも良かったです。古い建物を見るたびに思うのは、昔の人は建物に夢と憧れをこれでもかと注ぎ込んでいたこと。階段やドアノブ、照明、細部にまで心がこもっていて感嘆します。時々外観は今の建物っぽい金属とガラスの普通のビルに見えるものの、内部は木造の味わいある古い様式美に溢れているのも驚きでした。ホテルニューグランドは憧れから海に面した部屋に泊まりましたが、大階段近くほか掃除が行き届かないところがあってガッカリした思い出が。素晴らしい建物は、愛する人に管理をしてほしい。

2021/11/11

シフォン

子供のころから、横浜の洋風な建物は、港町としての歴史と風格を備えているように感じてとても好み。関東大震災や太平洋戦争をくぐり抜けた「神奈川県立歴史博物館」などはさらに重みを感じる。たまたまこの本を手にするタイミングで横浜に足を運ぶことになったので、「プラフ18番館」と「外交官の家」を見学してきた。また、「地蔵王廟」「大倉山記念館」にはちょっと離れているけどどこかで行ってみたい。恩田さんと菅野さんの対談も興味深く、恩田さんの今後の建築が出てくる小説を楽しみにしたい。

2021/10/03

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