広告と超私的スポーツ噺
広告と超私的スポーツ噺 / 感想・レビュー
etoman
2020年7月31日に急逝された岡康道さんのエッセイ集。岡さんは、電通から広告制作会社TUGBOATで独立し、数々の有名CMを担当する傍ら、日経ビジネス電子版で親友でコラムニストの小田嶋隆さんとの対談を不定期で掲載していたり、小説を執筆していたりとマルチに活躍されていた。CMも小説も対談も全て楽しませてもらっていたところに急な訃報で驚いた。本書に纏められている各エッセイには、含蓄ある言葉があったり、考えさせられる言葉があったり勇気をもらったりと読み応えがありました。もっと小説も読みたかったな。合掌。
2020/09/04
Crystal.B
著者の岡さん、素晴らしい仕事ぶりとクールな佇まいで若き日の憧れの方でした。「ライオンのおやつ」を読了した日に訃報に接し、無念だったのでは、と思った記憶が鮮明にあります。作中で青春に触れたくだりがありますが、まさしく自分の青春が終わったなと感じています。広告とスポーツを愛して、麻雀が大好き。人柄がよく伝わってきました。
2020/10/04
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