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藤田新策作品集 STORIES

藤田新策作品集 STORIES

藤田新策作品集 STORIES

作家
藤田新策
出版社
玄光社
発売日
2022-02-09
ISBN
9784768315873
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藤田新策作品集 STORIES / 感想・レビュー

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けんとまん1007

本の装丁。自分にとっては、とても身近なもの。ただし、読むジャンルによって、その距離感は随分違う。藤田さんの作品は、自分がほとんど読まない分野の本の装丁だ。それでも、興味を持って図書館で借りてみた。本の内容云々を抜きにして、十二分に楽しめる作品集。一枚の絵であっても、隅々まで目を凝らして見ないと、真意が伝わってこないくらい、練られた作品ばかり。

2022/05/03

ぐうぐう

小説本の装画は、絵のうまさ以上に小説へ理解の深さが問われると、本書を読んでいて痛感させられた。藤田新策と言えば、まず浮かぶのがスティーヴン・キングだ。表紙を飾る装画は、小説の一場面を切り取って描かれることが多いが、例えば『ミザリー』の装画は、右半分が囚われた主人公の現実を描き、左半分が眠りの世界を描いている。それが1枚の絵の中で溶け合っており、まさに主人公の心境が見事に表現されている。このような絵は、小説を深く読み込み、理解していていないと描けないものだ。(つづく)

2022/03/08

ぐるぐる244

イベント【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の三・和洋折衷〉参加中 こちらのイベント〈其の一〉で教えていただいた作品集。藤田自身が選んだ作品ということだが、表紙にもなっている「IT」が素晴らしい。「淋しい狩人」宮部みゆきは「IT」とは全く異なる世界を描いていて、自分が小さい頃に通った本屋さんを思い出し懐かしい気持ちになる。

2023/08/12

san0604

キング好きな私には見慣れたイラストが沢山飛び込んできた。というか イラストを見て作品がすぐ浮かぶ!宮野みゆきのも結構読んでるし(というか どちらの作家の本も家に結構あるわ) かなり楽しめました

2023/03/11

mistral

藤田新策さんは、宮部みゆきやスティーブン・キングの本でその名前を知りました。とにかく内容を読み込んだ上での表紙絵の切り取り方がすごく好きで。「火車」の表紙のシーンは決して派手なシーンではないけれど、あの人物の気持ちに寄り添って読んだ人ならわかる!シーン。細かい小物まで「これだな」と分かるように描いてあるのでとても良い。ライナーノート的な巻末の文章は、短いですが読み応えありました!

2022/03/04

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