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スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

作家
レオ・レオニ
谷川俊太郎
出版社
好学社
発売日
1969-04-01
ISBN
9784769020011
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ジャンル

「スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし」のおすすめレビュー

又吉直樹、『ぐりとぐら』が芸人への道しるべに!? 「第3回小学生がえらぶ!”こどもの本”総選挙」ベスト10結果発表! 1位は?

NPO法人こどもの本総選挙事務局

 こどもたちに面白い本と出会える機会を作り、本をもっと身近に感じてもらいたいという思いから開催されている「第3回小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」(NPO法人こどもの本総選挙事務局)の結果発表会が、1月29日都内で行われた。

 今回で3回目となるこの総選挙は、過去2回の実績では延べ35万人以上のこどもたちが参加。第3回も、全国の小学生が「今まで読んだ本の中で一番好きな本」を投票し、総計168,405票の投票が集まった。また、こどもたちが社会を動かす第一歩を応援するプロジェクトとして、投票1票につき1円が、病気のこどもとその家族が利用できる滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」に寄付される。

 結果発表会では、投票者の中から選ばれた“こどもプレゼンター”が、自ら投票した本と選んだ理由を動画で発表し、作者を表彰。第2回に続き、アンバサダーを務めるのは芸人・作家の又吉直樹さん。本との出会いや読書の楽しさを語り、会場を盛り上げた。発表会の様子は、2月11日(金・祝)にYouTubeチャンネル「こどもの本総選挙 TV」で…

2022/2/11

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スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし / 感想・レビュー

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zero1

スイミーは学校にいる!知恵と勇気そして団結。小学校1、2年の教科書では定番。1977年から採用されている。弱肉強食の世界で仲間が食べられてしまう現実。岩陰から出られない小さな魚たち。スイミーは黒い目となって大きな魚のふりをする。誰にも役割があり、それぞれ大切な存在。残念なことに、この物語が採用されても学校ではいじめがなくならない。これは言葉に力がないということを意味しているのだろうか?それとも読者側の問題?詩人の谷川俊太郎の翻訳としても知られている。

2019/06/14

やすらぎ🍀

大きな海に棲む小さな存在に光を当てた有名な絵本。物語の結末は印象的だけど、それまでの過程は深い海のようだった。華やかな魚群の中に黒いスイミー。その色のお陰で生き延びたのかもしれない。暗い海に佇む。考えながら泳ぎを止めないことで、心の持ちようが次第に変わっていく。沈むことも浮かび上がることも、思いがあればできるのかもしれない。この時間は孤独であり自由でもあるのだろう。きらめく海月、見たこともない様々な仲間。広い世界を知れば知るほど、興味が湧いてくる。その過程がなければ、結末の閃きは生まれなかったことだろう。

2024/02/23

読んだ気でいましたが未読でした。絵や色遣いが独特で可愛かったです。スイミーがなぜ一人だけ黒いのかは謎のままでしたが黒いボディが役に立って良かったです。スイミー目線だと何でも大きいなぁ。

2024/01/01

れみ

図書館内で読了(2)小さい真っ黒な魚スイミーのお話。たしか小学生の頃に国語の教科書で読んだかも。大きな魚を追い払おうと小さな魚たちが力を合わせるところにグッときた。海の生き物たちが独特の色遣いで描かれていてワクワクする素晴らしさ。谷川俊太郎さんによる訳文もとても良い。

2015/01/24

masa@レビューお休み中

スイミーは黒くて小さな魚です。兄弟もたくさんいるのですが、兄弟はみんな赤いのです。スイミーは、兄弟からいじめられたり、仲間はずれにされたりすることはありません。でも、ある日大きな魚に兄弟たちが食べられてしまうのです。レオ・レオニの絵本の良いところって、きちんと起承転結があるところなんでしょうね。あとは、悲しいことや苦しいことを、ただそれだけでは終わらせないところじゃないのかな。だから大人が読んでも楽しいし、単純に気分転換のために読むというよりも、生きるヒントみたいなものをもらえるような気がするんですよね。

2013/07/06

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