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銀河鉄道の夜 (画本 宮澤賢治)

銀河鉄道の夜 (画本 宮澤賢治)

銀河鉄道の夜 (画本 宮澤賢治)

作家
宮澤賢治
小林敏也
出版社
好学社
発売日
2015-11-26
ISBN
9784769023241
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ジャンル

銀河鉄道の夜 (画本 宮澤賢治) / 感想・レビュー

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♪みどりpiyopiyo♪

『銀河鉄道の夜』の挿絵を楽しむ本 読み比べ。図書館で検索して何冊か借りてきました。■小林敏也さんの絵は、人物の顔がやけにリアルで ちょっとこわかった〜 :;(∩´﹏`∩);:  横尾忠則とかガロとかが想起されました。■最後の方は絵に文字がかかって、灰色地に黒い細い文字が読みにくかったです。(2015年)

2018/09/09

陽子

省略なく小説文をそのままでの絵本。厚い。版画の挿絵が黒色から始まり様々色づいていく。単調な色彩が時に真っ赤になり、多色とは異なる強い視覚印象で迫ってきた。子供時代には困難を感じた本だった。しかし、大人になって挿絵と共に再読するとイメージが広がる。ジョバンニがカムパネラに抱く友情と、心に秘める孤独。この世とは思えないような色彩的な表現とイマジネーションを喚起させる汽車の窓からの情景は彼らの心象風景なのか。夜空の星座めぐりをするような不思議な夢想旅。読後はなんとも胸が切なかった。「冬の星座」の歌を思いだした。

2020/02/15

クラムボン

小林敏也の「画本(えほん) 宮澤賢治」シリーズの一冊。今までに数冊読んだことがあるが、「銀河鉄道の夜」はとにかく手間を惜しまず、作品の完成度に徹底的に拘ったことが伺える。原作は賢治が西欧の国をイメージして拵えた世界だと思うが、小林さんの絵には戦前の日本がそのまま立ち現れる。ジョバンニも、カンパネルラも、ザネリも、きかん気の強そうなゴツゴツした顔つきをしている。原作の持つ都会的なイメージを排した土臭い独特の画面は腰が据わって、相当に挑戦的だ。

2023/10/12

おはなし会 芽ぶっく 

『大人が読みたい絵本500』 https://bookmeter.com/books/10792865 で紹介されていた。【旅にでたいとき】 おはなしは他の本で読んでますが、この紹介がなければ出会えなかった絵本。

2021/02/05

葉っぱかさかさ

すごくいい本だと思いました。原作に忠実に本を作ろうという思いが強く伝わります。賞をいただいて、改めて昨年出版されたようですね。文章だけではイメージしきれないもどかしさを、絵が支えて物語を読ませてくれる感じがしました。いろいろ、読み比べてみると面白いかな〜と、思いました。

2016/01/10

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