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ねこのせかい

ねこのせかい

ねこのせかい

作家
馬場のぼる
出版社
こぐま社
発売日
1986-09-01
ISBN
9784772190046
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ねこのせかい / 感想・レビュー

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厩戸皇子そっくりおじさん・寺

『11ぴきのねこ』シリーズでお馴染みの漫画家、絵本作家・馬場のぼるの画集。私は馬場のぼるのノホホンとした絵が好きである。この画集は擬人化された猫達を描いたものだが、見ていて思わず頬が緩む。何故この人の描く動物達が良いのかというと、いつも機嫌が良さそうなのである。どこに居ても何をしていても機嫌が良さそうだ。馬場のぼるの絵からは、いつでもその気分の良さを分けてもらえる。春風駘蕩。元気を貰うよりも、ノホホンを貰う方が私はうれしい。この気分、機嫌の良さを誰かと共有できたら、もう充分に幸せである。

2015/10/12

ムフィー

馬場のぼるさんの描くねこの絵は本当にあたたかでユーモラス。11匹のねこの創作の秘話や御本人が小さい頃飼っていた猫の話、のら猫とたわむれながら感じたことなど、楽しいエッセイを交えながら画集が味わえる。生き生きと擬人化されたねこの絵を眺めるのは至福のひととき。

2016/12/04

たまきら

オタマが表紙で借りました。11ぴきのねこの番外かと思ったら、馬場のぼるさんの画集でした。おもわず笑ってしまう楽しさです。

2015/09/14

遠い日

馬場のぼるさんのねこの画集。あとがきによると、こぐま社の創立20周年の記念として上梓された本だそうだ。ねこたちのなんともいえずのんびり、のほほんとした表情に、思わず自分の顔が緩むのがわかる。そして、所々に挟まれた短いエッセイ風思い出話が、これまたいいのだ。巻末の作者紹介に付された馬場さんのお写真、TVで絵を描いて披露されていた頃のものでしょうか、懐かしさがこみあげてくる。

2016/12/27

zinbei

馬場先生のタブローが観たくなり購入。柔らかな色彩とタッチが天才的。所々に散りばめられたエッセイも、作品作りにつながる息遣いが感じられ素晴らしかったが、「菜食主義の猫」のエピソードがお気に入り。日常に息が詰まった時にそっとめくりたくなるような一冊だった。

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