正しく知る心的外傷・PTSD ~正しい理解でつながりを取り戻す~ (ぐっと身近に人がわかる)
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正しく知る心的外傷・PTSD ~正しい理解でつながりを取り戻す~ (ぐっと身近に人がわかる) / 感想・レビュー
カッパ
前にも読んだことがあると読んで感じました。メモも残っていたので記録漏れだと思います。心的外傷はPTSDについて勉強しよう。そう思って手に取った本です。大きな事件が起こった時にこんなことが起こる。それをしるだけでも初期に手を打てると思いました。全般的なことから細かい声かけの方法まで紹介されておりとてもわかりやすい内容でした。
2018/09/20
fishdeleuze
再読。311後に書かれた本ということもあって、PTSD・心的外傷についての説明に加え、周りにそういう人がいた時にどのようにケアしてあげるといいかということが具体的に書かれている。何かのきっかけで(それは大災害に限らない)、普段送っている生活が失われること、自明だと思っていることが自明ではなくなってしまうこと、世界はなんとなくまわっていくし、自分はまあ大丈夫だろうといういわば(よい意味での)根拠のない信頼が失われること、自分自身を信頼できなくなってしまうこと、こうした心の状態はとてもつらいことだ。
2015/09/09
fishdeleuze
311直後に書かれたPTSDに関する一般向けの啓蒙書。内容は平易で読みやすく、PTSDに関する説明だけではなく心的外傷を負った人に対する接し方、意識の持ち方にも触れている。「心のあり方」「人生の質をどれだけ高められるか」というのは水島氏の著作における一貫したテーマだが、本書においてもその基本的なトーンは変わっていない。また「日常生活というのは簡単に失われてしまうものなのだ」という認識、そして心的外傷を負ったことによる「世界に対する信頼」の欠如、すなわち自明性の喪失、そして「自分自身に対する信頼」の喪失だ。
2014/07/05
ステビア
自然な自明性=共通感覚の喪失。レジリアンス!
2014/04/21
ウォリン
心の傷はみんなで乗り越えたい。そのために読みました。
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