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木のいのち

木のいのち

木のいのち

作家
立松和平
山中桃子
出版社
くもん出版
発売日
2005-10-01
ISBN
9784774310459
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ジャンル

木のいのち / 感想・レビュー

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ヒラP@ehon.gohon

街に一本の木あると、いろんな事を想像します。 この木は何を見てきたのだろう。 どうして1本なんだろう。 この木はいろんな人を守ってきたのだろうか。 この木は守られてきたのだろうか。 そして、この木はいつからここにあるのだろう。 自分がうまれるまえからあった木は、町の移り変りを見てきたに違いありません。 町が村であったとき、村が林であったとき、その木は自ら動くことなくそこにいたはずなのです。 周りに仲間がいたかも知れません。 それでもその場所にあるのは、選ばれて、残されたからに違いありません。

2022/09/06

ヒラP@ehon.gohon

大人のための絵本

2022/09/02

書の旅人

大きな木の下で、その太い幹に寄りかかり、上を見上げたことがありますか?私は何度も色んな木の下で、見上げたことがあります。そうするとたった一本しかないのに、そこには森があるのです。初めてそうした木の写真は、部屋の奥にしまいこんでました。和平さんのお話を読んで思い出し、すっかり忘れていたことが恥ずかしくなりました。今また戦争が起きるかもしれません。戦争は何も生まない、何も育てない。その大人たちだって、もしかしたら子どものころ、木を見上げ、歓声をあげていたかもしれないのに…。大事なものはもっと身近にあるのです。

2017/04/25

Kaz

今日、テレビで、東京大空襲の際に焼け残った銀杏の木の特集を観た。本書とリンクする内容だった。グッドタイミング。戦禍の爪痕は時とともに薄れていく。残された遺品に対する思いも、時代とともに、世代とともに、薄れていく。寂しいが、ある意味当然かもしれない。

2020/03/08

おはなし会 芽ぶっく 

H31年度選書会議にて。【テーマ】いのちのシリーズ

2019/03/07

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