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幻想と怪奇 傑作選

幻想と怪奇 傑作選

幻想と怪奇 傑作選

作家
紀田順一郎
荒俣宏
牧原 勝志(合同会社パン・トラダクティア)
出版社
新紀元社
発売日
2019-10-18
ISBN
9784775317600
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幻想と怪奇 傑作選 / 感想・レビュー

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KAZOO

むかしわたしも数冊手に入れたことがあり懐かしく感じました。紀田順一郎さんと荒俣宏さんによる雑誌でしたが12冊だけで終わりになってしまいました。表紙が非常に印象に残っていました。今回そのなつかしい雑誌の中から、小説はもとより評論やコラムなども取り入れて復刻されています。またアーサー・ラッカムの挿絵もカラフルに収められています。小説などはその後さまざまなアンソロジーに取り入れられているものも多く傑作集です。

2020/03/24

HANA

1973~74年にかけて刊行された『幻想と怪奇』。その手の物が好みの人間で知らない人はいない雑誌だが、本書はそれの傑作集である。時も過ぎ、怪奇幻想小説の紹介も進んでいるので、収録されているものに時代を感じる物も多いが、それでも名だたる巨匠の知られていない名品を紹介するというコンセプトだけは古びていない気がする。小説も面白いが乱歩やHPLに関する評論もまた興味深い。今だとHPL常識になってる部分あるしなあ。何より巻末の「THE HORROR全巻復刻」。今だとまず手に入らないのを復刻してくれたのはありがたい。

2020/03/14

スプリント

「幻想と怪奇」に収録された短編とコラムが掲載されています。短編はどれも秀作ぞろいで時代を感じさせないものばかりです。古きよき時代の作品を堪能しました。

2020/01/26

5〇5

1974年に休刊した専門誌「幻想と怪奇」からの再録と、64年休刊の同人誌「THE HORROR」が収録されています。冗長で古めかしいと言えばその通りですが、この重厚な趣を楽しむのも一興ですね。さながらポピュラー音楽の合間にクラッシックに耳を傾けるように。

2021/08/22

灰月弥彦

紀田順一郎と荒俣宏が作った伝説の雑誌の復刻版。なんと来年から定期刊行されるらしく、『怪と幽』、『ナイトランド・クォータリー』に続く怪奇小説雑誌の新勢力となりそう。令和は怪奇小説の時代となるか?!

2019/12/23

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