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三連の殺意 (マグノリアブックス)

三連の殺意 (マグノリアブックス)

三連の殺意 (マグノリアブックス)

作家
カリン・スローター
多田桃子
出版社
オークラ出版
発売日
2016-02-25
ISBN
9784775525241
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三連の殺意 (マグノリアブックス) / 感想・レビュー

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W-G

初カリン・スローター。超有能捜査官が、異常犯罪を独自の手法で解決していくシリーズ物と勝手に予想しており、その印象が大きくずれていたと知った。ミステリとして、際立った驚きはなく、主人公であるウィルの人物像も定まらぬまま、いきなり犯人明かしの章に突入。最後にもう一捻りあるかと思ったら、何もなくストレートに終了する。ただ、主要人物たちの背景を、事件を通して、克明に浮き上がらせるのが上手く、一気に読まされてしまう。ウィル・トレントのキャラクターも、今までに見ないユニークな造形で惹かれる。しばらく追ってみる。

2019/05/26

ゆいまある

シリーズ一作目。惨殺死体から始まるありがちなクライムノベルかと思えばどんでん返しにあう。むしろ人間ドラマであり、キャラ小説。主人公は高い検挙率を誇る捜査官であり、難読症(非常によく調べて書かれています)。更に虐待被害者であり、今でも低い自己肯定感に苦しんでいる。そしてたった一人の女性に忠誠を誓っている。可愛くて萌えしかない。他の登場人物も、癖は強いがキャラが立っておりそれぞれ物語を持っていそうで愛を感じる。マッチョな白人男性がヒーローを張る時代は終わった。これからはカリン・スローターを追いかけます。

2021/04/14

巨峰

ウィル・トレント特別捜査官、颯爽?と登場!のシリーズ第1作。犯罪が多発するアトランタ近郊。残虐な手口で殺された40歳前後の娼婦の死体が発見される。同様の手口で襲われた10代の少女たちの事件が明らかに。被害者の年齢が違うが同一犯なのか。670ページを超える大長編。3部構成になっているが、その構成が効いている。被害者も、犯罪者も、そして捜査を担当する警察官たちも深く問題を抱えている。これはミステリというだけでなく底知れない人間ドラマを描いた小説だと思った。超お勧め、読みやすく、かなりの良作じゃないかな。

2017/11/16

future4227

ウィル・トレント特別捜査官のシリーズ1作目。全米では毎分1.3人がレイプ被害に遭っているという。そんな現実に対する作者の強い怒りが感じられる作品だった。シリーズ5作目を先に読んでしまうと、ウィルの妻アンジーがかなり最悪な女に見えるんだけど、1作目を読むとまるで印象が違うのに驚いた。もしかするとウィルよりも優秀な刑事なんじゃないか?そして二人は固い絆と深い愛情で結ばれているのに…。ちなみに15歳の男の子が同級生をレイプ殺人したのに幼児性愛者として記録されちゃうってホントかな?変な法律。

2018/04/08

chiseiok

自身の刊行順主義に縛られて、なかなか読めなかったウィル・トレントシリーズ第一作。噂に違わぬ面白さ。主人公、ヒロイン、悪玉…これでもかと立てられまくったキャラは濃ゆいのなんの。シリーズ初っ端からこれだけキャラ立てにインパクト感じたのはリンカーン・ライム以来かも。胸の悪くなるような凄惨な事件と、屈折しまくった愛憎描写、きっと女性読者にも受けてんだろうなぁ。軽いミスリードを誘いつつの導入も上手。勿論シリーズ追走決定なんですが、問題はどの順でクロスオーバーしてるらしいグラント郡シリーズの二冊を挟むか。悩ましい…。

2021/06/30

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