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不思議の国のアリス

不思議の国のアリス

不思議の国のアリス

作家
ルイス・キャロル
リスベート・ツヴェルガー
Lewis Carroll
Lisbeth Zwerger
石井睦美
出版社
ビーエル出版
発売日
2008-11-12
ISBN
9784776403210
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不思議の国のアリス / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

『アリス・オンパレード』第16弾。縦29.4cm、横24.0cmの大判サイズ。訳者は石井睦美。童話作家で、児童書や絵本の翻訳も。訳文は一部にルビが付されてはいるものの漢語熟語を使用するなど、子どもの読者への配慮はあまりなされていない。全体にはこなれた口語で、やや自由度の高い訳か。絵はリスベート・ツヴェルガー。表紙のアリスは無表情で、やや不気味な感さえするが、中身はクールな絵ではあるものの、かならずしも表紙のようではない。ページの随所での色彩の美しさ(殊に赤と黒)が際立つ。2800円のほとんどは絵への投資。

2013/09/16

小夜風

【図書館】え?私アリスを読むの初めてだっけ?って思うくらい、今まで読んできたアリスと全然違う感じでした。かといって違和感を感じる訳ではなく、ツヴェルガーさんの描くアリスがお話にとっても合っているのが嬉しい驚きでした。ツヴェルガーさんにはぜひ「鏡の国のアリス」も描いてほしいな♪お話も、何度も読んでいるのに新鮮で、楽しく読めました♪

2015/04/17

まみ

ツヴェルガーの絵が大好きです。すとんと下ろしたストレートの髪、白いスカート(シャツワンピ?)に茶色のベスト、そして赤いタイツに黒エナメルのパンプスのアリスの服装、とてもかわいい。ミルク色の身体に顔としっぽのさきだけ赤いチェシャ猫もかわいい。アリスが泳ぐ涙の水たまりの透明感とか、トランプをくるりと巻いた女王様とか、ページをめくるごとにうっとり。ニセうみがめの絵には驚いた! なんとまあ。

2010/06/30

花林糖

(図書館本)テニエルとラッカムのアリスが大好きなので、ツヴェルガーの挿絵はとても新鮮でした。お話ともとても合っていて魅力的な不思議の国でした。

2016/01/30

けんちゃん

学生の時に読んだ「アリス」は、マザーグースの詩とともに「教材」としてのイメージがあり、好きではなかったのですが、今回改めて読んで純粋にお話を楽しむことができました。ちょっと大人向けの訳のおかげかもしれません。ツヴェルガーのイラストは初めてですが、優しい色づかい、ほわっとした絵の中に思いがけない躍動感があってすてきでした。魚の召使い、チェシャ猫、ツボです。

2010/07/12

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